四国の思い出 その3

その1、その2というのは単純に1日目、2日目という意味である。その3というのは3日目。旅も3日目になると、かなりリラックスしていて、ツアーの方々ともおしゃべりしたりするのだ。
さて、今日はまず、内子へ向かう。内子町は、愛媛県南予地方にある町で、よく見ると、白壁の建物が多い素敵な町並みである。
ここには「内子座」という大正5年(1916年)に誕生した芝居小屋がある。香川県の「金丸座」と並ぶ、歴史のある場所。歌舞伎者のライアンは早くここに行きたそうである。添乗員のM氏が町並みを案内し、「ここを真直ぐ行くと床屋さんがあります。そこまで行ったら必ず戻ってきてください。集合は○○時ですよ」なんておっしゃる。
内子座はその先にあるのだが、ツアーは時間厳守で我侭はご法度なのだ。
ご主人様はライアンに「やっぱり時間がないから「内子座」は無理ね」と言い終わらない内に「ちょっと行ってきます。集合には戻るからね〜」と出かけてしまった。困ったな〜。いつもそうなのだ。とご主人様はため息をつく。
ちょっと心配であったので、M氏に「実は・・・」と話すと、「ライアンだったら大丈夫ですよ!」なんていうではないか。
気分を取り直して街を散策する。可愛い小物が沢山ありました。
こんな可愛い風車を購入。上が右回りで、下が左回りなのだ。素朴な可愛さが「情緒」なのでしょうか?

その後、バスは高知県に入り、「四万十川」に向かう。
船頭さんの楽しい話を聞きながら、日本最後の清流の美しさに見とれる。
よく見ると、巡礼をされている方がいた。なんと崖のそばを歩いているではありませんか?四国巡礼は88ケ所、お参りする。その中には歩くのも困難な場所も沢山あるそうだ。昔、巡礼に行かれた知人がいて、聞けば、「体に傷を持った方が多かった」と話していたのを思い出した。何度も死と向かい合っていたのかもしれない。と察する。四万十川に目をやれば太陽が重なり光に満ちた色になっている。どうぞ、その光がその方を照らし、無事、思いを達成して欲しいと願った。

さてさて、高知の中心地に着きました。ここでは自由時間もあるので、早速、街をぶらぶらする。「南国土佐を後にして」の歌を思い出す。「坊さんかんざし買うを見た〜♪」とあるが、それは本当のことで当時ではかなりのスキャンダルだったそうだ。それから月日は流れて・・・・その女性は別な人と結婚し、たくさんの子宝にも恵まれたそうであるが、坊さんの方はズートその人を思っていたそうです。(何ともかなしや〜)
はりまや橋・からくり時計・路面電車にも乗った。(一日に何度か「ごめん」と言う電車があるのだが、ご主人様とライアンはその電車に偶然乗れて、ウキウキでありました。)

夜は勿論「かつおのたたき」である。居酒屋に行き、いっぱい飲んじゃった。いっぱい食べちゃいました。美味しかったな〜。