唐津くんち

一週間ほど前に、ご主人様は佐賀県唐津を訪れました。
実は、ご主人様の妹のY子のご主人が唐津の出身。彼は、長年、ドイツでマイセン技法を学んだ大変、優秀なお方。今はその絵付けを教えており、結構、評判の先生のようですよ。佐賀県と言えば、唐津焼に有田焼、そして、伊万里焼。まさに陶芸の宝庫。唐津は海あり・山あり・お城もあるのだ。今回、彼のご両親さまから「是非、いらっしゃい」という鶴の一声で、家族、総勢で出かかることになったのです。ご両親様は申し訳ないくらい手厚くもてなしてくださいました。何から何まで甘えっぱなしの毎日。楽しかったな〜。
盛りだくさんのお料理でお腹いっぱいなのだ。
唐津と言えば「唐津くんち」。「唐津くんち」は、佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭である。町の名前の看板を背負って、子供から大人まで、「やま」*おみこしのようなものですね。を引っ張ってゆくのです。14台だったかな?「やま」が通りを勢いよく通り抜け、それは躍動感にあふれ、目茶目茶カッコイイのである。1年に1回のこのお祭りに、ほとんどの商店もお休みで一緒に楽しみ、唐津の住民全員が参加するお祭りなのだ。
今回はこの「くんち」3日にかけて、十分、満喫しちゃいました。
こんな感じよ!
泊まった旅館も素晴らしかった。まずは料理宿 松ノ井。体に、そして心が微笑むお料理でした。久しぶりに本当の美味しさを堪能。そして、器が全て唐津焼。中には相当な価値のあるのもあるとか・・・。やはり良いお料理には、良い器も必要なのね。嬉しくなるほど、気分はリッチなご主人様でした。(唐津に行くのなら是非、行ってみてくださいね。)
景色も素晴らしい!

そして、二日目は虹ノ松原ホテル。ここは海が一望できるシティホテル。朝には海辺を散歩し、子供のようになりました。あ!貝殻を拾ってきちゃいましたヨ。
この3日間、唐津の町で、美味しいものを頂き、お祭りをみて感動し、陶器に触れ、作家の思いを思案する。そして、何より、家族の優しさ、人のふれあい、もてなしの心粋にウルウル。本当に良い旅でした。
帰ってきてからというもの、何故か「陶器」に興味が出てしまったご主人様でもありました。