何て悲しいのでしょうか？坂東三津五郎さんの突然の訃報にアゼンとしているご主人様。
三津五郎さんと言えば、踊りの名手。世話物を得意をする役者だけど、イエイエ一度、三津五郎さんの荒事を見たことがあるのだけど、それはそれは、迫力のあるものでした。ここ数年で歌舞伎界も大御所と言われる方が去り、本当に寂しい限りです。時代は次世代に向かっているのだけど、いまだ安心できない感じかな？
藤十郎さん、菊五郎さん、幸四郎さんに吉右衛門さんに仁左衛門さん。そして、玉三郎さん、どうか、元気で頑張って頂きたいですね。
ご主人様もライアンも大の歌舞伎好き。どこが良いのかと言えば、勿論、伝統であり、役者の秀でた芸に尽きるのだけど、何といっても、言葉の美しさに惚れ惚れするのだ。三津五郎さんの芸はとても、品があり、いつもきっちりと演技をされている方でした。本当に残念で、心が痛みます。
ニュースを見れば、嫌な事ばかりで、今や、世界中のどこにも行けないなんて、誰が予知したでしょうか？世界遺産は壊され、憧れのパリにも行けないのだ。せめて、日本は争いのない平和な国であってほしいと願う。その土台となるのは、昔からの伝統かもしれません。心穏やかにして、今は亡き名手の踊りを今一度、見ることといたします。
