映画「黄金のアデーレ」

ゲゲゲの鬼太郎」好きだったな〜
水木しげるさんがお亡くなりになりました。とても残念ですね。
妖怪を描いた理由は、「みんな仲良く」と言う事だったらしい。
人種、性別、階級、動物、植物、世の中には、さまざまなものがあって、そして目には見えないものだってあるのだ。つまらない先入観を捨て、どんなことにも向き合い、仲良くする。そうゆう努力をすることが重要なのだ。
きっと、こんなことを言いたかったのだろう。
そして、戦争体験者として、いかに戦争は惨く、無意味なものであることを伝える人でもあったのだ。
声を大にして言える証人だったのだ。真に残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、予てから「映画」を見たかった。昨日、やっとの思いで、見てきました。
「黄金のアデーレ」
一枚の高価な絵をめぐり、真の所有者を解き明かした裁判劇。実話と言うのだから吃驚。
詳しい内容は申しませんが、「その昔、戦争があった。ナチスにより、あるユダヤ人の所有物、財産が押収される。叔母である、その絵のモデルであったアデーレの遺言書により、過去の扉が開かれるのだ。その過去はあまりにも辛く悲しい、思い出したくもないものだった。」
過去に向き合い、そして、あるべきところに一つのものが収まるとき、忘れていた幸せの記憶が蘇る。それは故人の思いなのでしょう。
良い映画でしたよ。

帰りは韓国風ランチを頂き、ちょっぴり、リッチな気分になりました。
ライアンと.一緒に映画に行ったことなど思いだし、まさに「幸せな記憶」が蘇りました。