一年祭

時の流れは早いもので、ライアンの永眠より一年が過ぎました。
先日、「一年祭」を無事執り行いましたこと、まずはご報告申し上げます。
突然の病から今まで多くの方に励ましを頂きました。心よりお礼を申し上げます。

神道では、この一年を神葬祭の延長と呼び、一年までは「喪中」という認識であるそうです。そして一年という月日を経て、初めて、天に召され「神様」になられるとのこと。
だとすると、これはライアンにとっても喜ばしいことですね。
同時に遠い世界にいかれることに何とも寂しい気持ちもありますが・・・
親族、そして、大変親しかった方々と本当の意味での「お見送り」が出来たことはライアンも喜んでいると思います。
今、ご主人様が為さるべきことは、ライアンがお健やかな神様になられることを祈ることであり、そして、その為にはご主人様はライアンに心配をかけないことなのです。

神官様は仰いました。
「神様はご家族の幸せを何よりも望んでおられます」と。
遠い世界に旅立たれたとしても、ライアンは家の守り神として此処にいる。畏れることも案ずることもなく、今まで通り、過ごしてゆけば良いのです。時折、楽しい話も忘れずに致しましょう。
それには、ご主人様も肝に銘じて幸せであることの努力を惜しんではなりません。いいですね!

心ある方から「一年祭」に向けて素敵な供花を頂きました。
色とりどりのその花たちが、ふわふわとしていていて、まるで雲のよう。
神壇にでんと座っているライアンは、雲の上にいてゆったりと宙に浮いているようにも見える。綺麗な花に囲まれ心が癒るようです。






秋の長雨でずーっと雨模様でしたが、その日は見事な晴天で、さすが、ライアンだな〜と思いました。
ライアンは真に「晴れ男」で、今まで、どこに行くにも天気の心配をしたことがなかったな〜。ご主人様も「晴れ女」だしネ。
その日の空は・・・














ライアンもきっと一緒にいて、見守ってくれていたのですね。