続・ご主人様のシネマ

先日、中学生の将棋棋士が大物棋士を打ち破るというニュースがありました。ひょっとして、将棋はかなりのブームなのかしら?
実はご主人様は将棋好きなお方。その昔は日曜になると、将棋番組を見ていたし、「将棋講座」なんという雑誌を紐解き、次の一手は何ぞや?などと一生懸命考えていた時代もありました。伝授したのはライアンですけどね〜

一歩すつ前に進むしかない「歩」がやがて「と金」となり、「王将」を射止めることだってできる。これは大きなロマンですね。
将棋は結構変わりやすいけど、囲碁は説明されても全く分からない。将棋が地球なら囲碁は宇宙かな?

さて、そんな中、「三月のライオン」を前編後編と見てきました。実に良い映画でした。
幼い頃に家族を失い孤独と共に生きてきた主人公。そして将棋と出会い、やがて天才棋士となる。単なるサクセスストーリーではありません。
愛と憎しみ、生きることの辛さ。そして人様との温もり。人は一人では生きてゆけないのです。しみじみそう思いました。
「三月のライオン」にはイギリスのことわざがモチーフとなっています。
「三月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る」

棋士は3月になると最終局を迎え、その時は誰もがライオンのように雄たけびを上げるのです。子羊のように大人しく優しくもなれない。これは普通の世界でもそうかもしれませんね。
こんな可愛いカードを頂きました。

「ライオン」という言葉に惹かれ、この映画を見ました。次は違う「LION」を見るつもり。
らいおん三昧ダワネ。