昨夜は歌舞伎でした。

久々に歌舞伎の観劇です。Nさんに誘われて・・・嬉しいワネ。いつもお誘い有難うございます。
さて、團菊祭五月大歌舞伎です。市川団十郎さんと尾上菊五郎さんの名をいれて「團菊祭」。
その横に『一二世市川團十郎五年祭』とあり、あ〜もう五年も経ち、時が経つのは早いものですね。

ご主人様は夜の部に伺いました。
演目は・・・『弁天娘女男白浪』これは『白浪五人男』です。
悪道者が5人集まり、それぞれの身の上話をします。「それじゃ言って聞かせやしょう」のセリフは有名ですね。
かなり強面で迫力がありましたよ。これは菊五郎さんの十八番ですね。お声の通りも身のこなしも素晴らしかったです。久しぶりの海老蔵さんはオーラがあって華があって、流石!と思いました。

『鬼ノ法眼三略巻』これは浄瑠璃で時代狂言。源氏と平家の物語をモチーフにしています。松緑さん、時蔵さんが何とも悲しい時代を語っておりました。

『喜撰』きせん。
桜が満開の京都東山。そこにお坊さん扮する菊之助さんが登場。ポワンとして桜をめでておりました。そこに時蔵さん扮する祇園の茶汲女はすれ違い、思わずその美貌に見とれ、何と、出家の身分を忘れ、口説い始めるのです。
菊之助さんと時蔵さんの踊りは茶目っ気たっぶり。色気もたっぷりで、男と女の何とも言えない人肌のぬくもりを感じました。歌舞伎って良いですね。会場を見たら、満員御礼。人気の團菊祭でした。
ロビーでは菊五郎さんの奥様、そして、故・團十郎さんの奥様がいらしておりましたよ。本当にお綺麗な方ですね〜目の保養にもなりました。
ライアンも一緒です。