続・ご主人様のシネマ

ご主人様は先日、さいたま芸術劇場の映像ホールで映画を見たそうです。映画名は『ゴッホ 最期の手紙』
ゴッホの生き様をアニメーション化したもので、見ごたえのある映画でした。ゴッホの絵に似たタッチで、まるで美術館にいるようなアートサスペンスを完成させています。

ゴッホはある時、絵を描くことを決め、8年間に800枚の絵をかいています。でも生前売れたのは1枚だけだったそうな・・・
芸術というものは、その当時、奇人変人扱いだったのでしょう。
そして今、ゴッホの描く絵は称賛され、感動を与え続けていくのです。
ゴッホは実は繊細で優しい方だったそうです。
激しいタッチや、強烈な赤・黄・青・緑の色合いはゴッホが切望していた人生だったのかもしれません。

この映像ホールでは、とても良い映画を選別して上映しているのです。見たかったのに見逃してしまった映画も時々上映しているので、本当に有難いですね。
一つの物語を見終わると、やはり考えさせられます。映画はほんの少しだけ大人にし、考える人にさせてくれます。それが良いのですね。きっと。