ガレット デ ロワというのは、キリスト教で1月6日(公現祭)に食べるお菓子のことを言います。といっても日本ではあまり知られていないかもしれません。
昔はパイの中にフェーヴ(そら豆)を入れて、配られたお菓子の中にそれがあると、一年間幸運であるそうな・・・
今はそら豆ではなく、陶製の小さなお飾りが入れられているようです。ご主人様は初めての経験なのですが、先日、フランス語のお仲間と新年会があり、その時に頂きました。
パイとフェーヴです。
美味しく頂きました。ある男性がこのフェーヴを射止めました。よく見たら、可愛い女性のお飾りです。素敵な恋が始まるかも・・・なんて思いましたね。
外国の映画で、このようなシーンを見たことがあります。クリスマスと同様なのかもしれませんが、ケーキの中に指輪を入れ、相手にそのケーキが配られるようにし、プロポーズするとか。ちょっとお洒落ですね。
明日は節分。豆まきです。そうか、キリスト教のこのお祭りは日本だと、『鬼は外 福は内』ということですね、ナルホド、合点がいきました。
豆はどこでも幸運のシンボルだということも。