ご主人様の本便り

京都アニメーションの放火のニュースがありました。痛々しいです。許せないです!若きクリエイター、未来のある優秀な若者の命を奪うなんて。アニメは日本の文化でもあるのです。夢に向かって日々邁進する若者がこんなことになるなんて。二度とこのようなことが起こらないで欲しいと切に思います。

さて、今回のご主人様の本ですが、実は漫画なのです。文章教室のお友達と話していたら、何と萩尾望都氏の話で盛り上がってしまいました。おりしも芸術新潮萩尾望都氏の特集があり、早速、買い求めたご主人様。素敵なグラビアもあって質の良い雑誌でした。書店で「芸術新潮」ありますか?と聞くご主人様、ちょっと高尚ないい気分だったそうですよ。今まで買ったことがありませんからね。

小説はやはり文章の旨さが物を言うのでしょ。漫画は絵の旨さですね。少年漫画が手塚治なら、少女漫画は萩尾望都です。筆が素晴らしいと思いました。

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勿論、子供の時に読んでいたと思うのですが、あまり記憶になく、新しく買い求めました。それぞれの作品ですが、文学的で、ヨーロッパの情景が素敵で漫画と言えども、素晴らしい萩尾望都ならではの世界観があります。

ただ、内容は非常に奥深く、つい気持ちが入ってしまい、辛くなることのあります。しかし、残酷ながらこれも今の現実を教えてくれているのかもしれません。

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お友達に「イグアナの娘」を借りて、今、他の作品を読んでおりますが、それも楽しい時間です。

銀座松屋で来週、「萩尾望都展」があるそうですね、頑張っていくぞ!とご主人様。

漫画の話をしていると、先ほどの京都アニメーションの出来事が本当に悔しく思います。