ご主人様のシネマ 

今日は、朝早くからご主人様はお出かけになりました。映画を観るためです。
まずは、『ボヘミアン・ラプソティ』
言わずと知れたクィーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの実話です。

世界を風靡したクィーンの音楽性にご主人様は只々、感動したそうです。歌詞を紐解くと、社会へのメッセージが数多くあって驚きました。歌はこうしてその時代と共に生きている。そして、それは時代を超えて永遠になり、伝説になるのです。最後のコンサートシーンは圧巻でした。素晴らしい歌唱で歌というのはこんな風に歌うものなのですね。

フレデリック・マーキュリーがエイズで亡くなったことは周知されておりますが、彼の死によりエイズに関する財団が出来たそうです。最後まで社会の一員だったのですね。

この映画の封切は11月の初めだったと記憶しているのですが、2ケ月もの上映は凄いことだと思います。
館内も満員でした。若者の中でクィーンのCDを買い求める方々も多いとか・・・なんだ、ご主人様と一緒だワネ。ライアンがいたら、きっと喜んで観たでしょうね。だってライアンはかなりのロッカーだったのですから。
まだ、上演していますよ。是非ご覧くださいませ。

そして、がらりと変わり『日日是好日
20歳の時に茶道を習い、それから、数十年。茶道の教えと共に人生を歩いていくお話です。
ここでは、茶道のお点前のいろいろなシーンが盛り沢山に映し出されています。ご主人様は茶道の経験があって、10年くらいでしょうか?基本所作から始まり、季節に応じたお点前、お茶席で披露したこともお茶事を頂いたことも・・・

映画を観ているうちに、諸々の所作が思い出され、時折、微笑んでおりました。茶道のたしなみがあると、凄く楽しめる映画ですね。勿論、茶道を知らない方でも・・・もう一度、お茶、やってみようかな?そんな気になったそうです。

お茶の世界に『一期一会』という言葉があります。千利休の言葉で、戦国時代の乱世を案じていたのでしょう。
いつ、会えるか分からない貴方様に精いっぱいのおもてなしをすることは、やがて文化になり日本らしさになりました。

日日是好日』というのは、雨が降ろうが、雪が降ろうが、夏には夏の暑さが、冬には冬の寒さが、体の五感で感じ取ることで、どんな時にも好日となることを言うのだそうです。

お茶の世界は、いつも平常心であわてない事、人様にご迷惑、ご心配をかけない事・・・・もっと、書きたいのですがこの辺で。
茶道は素晴らしいお稽古だと思います。それは人生のお勉強ですからね。

勿論、本も読んだそうです。一つ一つ思い出すようにご主人様は楽しくお読みになったそうですよ。