ご主人様の本便り

 最近のニュースは、何といっても、ゴーン氏の逃亡劇でしょうか。結局、お金があれば何でもできるということなのかしら?それにしても音響ケースとは・・・考えにくいですね。

 そして、アメリカとイラン。米国が無人機でイラン要人を殺害し、イランはその報復として米軍駐留基地を爆破。その結果、イランが民間機を誤射し176名の命が奪われた。こんな恐ろしいことはありません。いつの世も政治のツケは市民にやってくる。危うく戦争になったらと思うと身震いしてしまします。恐ろしすぎて・・・

 さて、ご主人様は7日には七草粥を頂き、S会では早々新年会がありました。新年はやっぱりお酒。久しぶりの日本酒、美味しいですね。最近のお酒は悪酔いしないと誰かが仰っておりましたが、確かにそうかもしれません。だって、ずーといい気分でしたから。

 初ゴルフもされたそうです。凄く暖かくて、まるで春先のようでした。

 今年は暖冬?スキー場では雪不足らしいですね。

 それでは、最近読んだ本のご紹介です。

 原田マハ氏 著「さいはての彼女」と「独立記念日

 読むと実に楽しくて元気になります。素朴でごくごく日常にある出来事が時として宝石のように輝くのです。

 どんな時も何時だって、その一瞬はかけがえのない記念日なのです。そんな気が致します。

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 そして、「ジヴェルニーの食卓」

 その昔の実在の有名画家たちの日常を描いたものです。かなりの資料を読まれたのだと思いますが、素晴らしい小説でした。ピカソマティス、そしてモネ。ご主人様は思わずワープして世界を駆け巡っているような気分になったそうです。流石!作者は美術の達人ですね。是非・・・

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 「記憶屋」織守きょうや氏 著

 誰にも思い出したくない。忘れたい記憶があると思います。いっそのこと、その記憶が消えてくれれば・・と思ったことはありませんか?世界のどこかに記憶を消すことが出来る人はいるそうな・・・勿論、これは一種のホラー小説ですが、よく、TVで「記憶がございません」と言う方がおりますが、もしかすると、本当に記憶を消す人がいるかもしれませんね。面白い小説でした。映画になるようですね。

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 その他に、ミステリー作家で有名な吉田修一氏のエッセイ「作家と一日」、乙一氏の短編集「箱庭図書館」及び、「行きたくない」ということをメインに綴られた若手作家のオムニバスの小説なども読みました。やはり、ミステリー仕立ての小説は面白いですね。

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 今年は海外ミステリーを読んでみようかな?とご主人様。「カササギ殺人事件」以来、益々ミステリー好きになったようですよ。