如何お過ごしでしょうか?家にいて時間はたっぷりあるのですが、何もやる気が起きず、ご主人様はダラダラとウツウツしております。
こんな時に、休業中の店に強盗があったり、コロナ詐欺も多いようですね。本当にどうしたものか?悲しくなる話です。こんな時こそ、お互い協力をして、思いやりが大事なのですが、本当にひどい話です。
さて、ご主人様のシネマです。
『男と女 人生最良の日々』
あの『男と女』の53年後を描いたものです。『男と女』のラブシーンは美しく悩ましく素晴らしい映画でした。主演のアヌーク・エーメ(ご主人様が好きな女優さんです)とジャン・ルイ・トランティヤン、53年経っても素敵でした。全身全霊で恋をして、それが別れになったとしても、深い恋愛を知っている人はいくつになっても素敵なのだと痛感いたしました。この映画で、主演のお二人は80代か、90代かもしれませんが、年と共に老いはあるものの、決して枯れていないのです。艶のある男と女、アッパレでした。
この映画は2月に映画館で見ました。今は映画館も休館ですが、良い映画をじっくりと映画館で見たいですね。
そこで、最近はレンタルDVDを楽しむご主人様です。そういう方も多いですね。きっと。
まずはご紹介をしますね。
邦画では・・・
恋人の名前も仕事も実は嘘だった。あなたならどうする?
スマホを落としたら大変なことになる。身に沁みました。
よこがお
筒井真理子さん主演の話題作です。誰かの無常な言葉によって人生が狂っていく。そんなことがありえる日常が恐ろしいですね。これは映画館で見たかった映画でした。
お金って何かな?大切なものはやはり・・
原作は石田衣良氏。これは本で読みました。性と孤独を考えさせられる小説で、それを原作通りに映像にしたものです。
海外のものは・・・
最愛の子
中国の一人っ子対策により、子供に係る事件が増えました。誘拐と言うのも、珍しくないそうです。この映画では極々、よくある日常を描いています。やるせない映画でした。
オリエンタル殺人事件
最新のオリエンタルです。映像が素晴らしかった。名優ぞろいで豪華版でしたよ。
実に良い映画でした。アカデミー賞も受賞しましたね。場所は政府の極秘研究所で、主人公はその清掃員。殺伐とした無機質な空間で、なんと、あるものに会ってしまったのです。一番大切なのは愛する気持ち。そう思います。素敵な純愛でした。
「ティファニーで朝食を」「冷血」の作家、トルーマン・カポーティを描いたものです。
ブレス しあわせの呼吸
ある日突然、人工呼吸器を装着され、余命半年と告げられる。絶望から希望へ。実にその後、家族の支えで長く生きらえ、幸せな人生を送ったという実話です。良い映画でした。ご主人様は身につまされる思いだったようです。
ヴェルサイユの宮廷庭師
主演のケント・ウィンスレット(好きな女優さんです)が素敵でした。演技力があり、美しい。
家に帰ろう
余命を言い渡されたユダヤ人の老人。昔、親友と交わした約束を果たすために旅に出るのだが・・・ほのぼのと、そして時にはチクチクと感動させて頂きました。
主人公はアウシュヴィッツで働くユダヤ人のサウル。ある時、ユダヤ人の死体の処理を言い渡され、そこに自分の息子を見つけます。せめてもユダヤ教の葬式を出したいと願い、奔走するのですが・・・
カメラワークが斬新で作品を厳かなものにしています。『家に帰ろう』『サウルの息子』ともにホロコーストを描いていて、こんな残酷な歴史があったことを忘れてはならないと思います。
映画って素晴らしいですね。
ご主人様は暫くはレンタルはやめて(自粛ですから)家にあるDVDを見るそうですよ。
皆様は何をなさいますか?