香港の未来

 コロナウィルスの感染者が昨日今日と100名を超えました。流石に三桁になると、心配になります。以前とは違った経緯かもしれませんが、気が休めませんね。まだまだ続くのでしょう。経済を回復させなくてはならないし、新たに緊急事態宣言を出すわけにもいかず・・・とにかく手洗いにマスクに密に気を付けるしかないってことですね。 

 さて、6月30日、香港に『香港国家安全維持法』が施行されました。これは中国が香港の個人に対して反体制的な言動を取り締まる法律です。何か物を申せば重たい罪を着せられ、民主化運動が出来なくなり、自由を奪い、中国に逆らえないということです。

 どうしてこんなことをするのだろうか?民主活動をしていた人はその活動を辞め、多くの方が香港を逃げ出しているそうです。自由のない国はもはや生活する場所ではないのです。そんな香港の民にイギリスは手を差し伸べているようですね。

 香港は一度だけですが、旅したことがありますとご主人様。経済が発展した国際都市で素敵でお洒落な国で、香港映画も素晴らしい作品が沢山あって好きでした。実にイギリスの統治下だった香港は素晴らしかったのです。中国に移ってからみるみる色あせました。国のリーダーが変わるとこれほど変わるのか?と今ある世界の状況を見てため息をついてしまいます。

 閉じ込めようとすれば逃げようとするのです。自由を求める翼はいつの世も羽ばたく時を待っているのです。中国は大きな損失をされたと思います。いろんな方法があったはずなのに・・・ご主人様はそんなことを思っていたようです。