第93回の米アカデミー賞が決まりました。
『ノマドランド』『ミナリ』『ファーザー』これらの作品が評価されました。
ノマドランドでは夫を亡くし、家もなくし、車で移動生活をする女性の話。ホームレスではなくハウスレスだという。ホームとはきっと違う場所を指しているのでしょう。大地とか自然とか、そういうものかもしれません。
アジア女性、クロエ・ジャオ監督のノマドランドが作品賞、そして、主演のフランシス・マクドーマンド氏が主演女優賞を取りました。
ミナリでは韓国女性、ユン・ヨジョン氏の助演女優賞、ファーザーではアンソニー・ホプキンズ氏が主演男優賞です。今回もアジア勢の活躍が目立ちました。ご主事様も大喜びでしたよ。
今年のアカデミー賞はハウスレス、(ノマドとは遊牧民を意味するそうです)住む場所を失った人たち、そして、移民に認知症。それは今の時代を意味するものですね。
昨年はパラサイトで、格差社会。その前はグリーンブックで、人種差別でした。
今、世界が抱える問題を映画は実によくシンプルに、そして、情熱をこめて私たちに届けてくれる。素晴らしいですね。
是非、落ち着いたら、映画館の大きな画面で、思い切り楽しみたい。とご主人様は言っておられました。いつになるのかな?
さて、コロナの緊急事態宣言も三度目です。少しでも収まって欲しいものですが、やはり我慢にも限りがあって、急激な成果は難しいかもしれませんね。それでも、ご主人様はこの連休はどこにもいかず大人しく過ごすそうですよ。
時々、お花を飾ってます。アマリリスが綺麗に咲きました。なんだか美味しそうですね。
こぼれんばかりの薔薇の花。
時には小さく飾って楽しんでます。
どうぞ、良い連休をお過ごしくださいね。