感動のオリンピック

 オリンピックが終わりました。数々のメダルの中でいろんなドラマがありました。驚くような活躍を見せることもあれば、必ずやと期待できる選手が振るわなかったり、オリンピックは理屈抜きのそういう場所なのだと思います。

 開会式も閉会式も、不安の中でも素晴らしかったし、海外の選手がスタッフやボランティアの方々に感謝の気持ちを述べるなど、日本らしいおもてなしも活かされていて、嬉しく思いました。とご主人様。

 オリンピックは平和の祭典です。昔は参加することに意義がある。と言われていた時代もありました。ご主人様も今もそのように思っているのですが、ここ最近というか、1980年代頃から、オリンピックは商業的要素が見えるようになりました。この東京2020オリンピックの費用は三兆円だといい、国民一人、10万円の負担になるそうですね。そして、この放映料はIOCの莫大な収入源となるのです。IOCから見れば、何が何でもオリンピックを開催せねばならず、日本は板挟みで大変だったのでしょう。そういうことを考え出すと、純粋な感動はどんどん薄れていくようです。

 オリンピックは平和の祭典です。これがきっと本当の答えです。是非、そうなってほしいと思いますね。

 今日は御巣鷹山の飛行機事故があった日です。あれから36年になります。

 どこかで坂本九さんの「上を向いて歩こう」が聞こえてくるようです。