ご主人様のシネマ便り

 コロナがまた増えていますね。明日からはまん延防止措置が始まりますが、すこしでも感染者が減ることが出来ればと思います。さすがに不安もありますが、いつもと変わりなく、ルールを守りながら、気を付けて過ごすとご主人様は言っておりました。

 大きなニュースはトンガの火山噴火。海底に火山と聞くと、不思議な感じですが陸上の火山と変わらず、ただ海水に覆われているということでしょうか? 水圧があるので、あまり大きくならないそうですが、今回の噴火は大変なものになりました。日本でも、津波注意報があり、吃驚しました。しかし、のちに、津波と断定できないとなりました。気象の定義も難しいですね。

 今回のことで、世界中の海で津波のような現象が起き、地球は繋がっていて、世界の出来事は決して他人ごとでないことを思い知りました。いろんなことが起きるのはやはり、温暖化のせいなのか?とまた考えてしまいます。救援物資も難航しているようですが、何とか、現地の方々が元気でいてほしいと願います。

 さて、ご主人様のシネマです。ご主人様は時々、さいたま芸術シネマに行っているのですが、とても良い映画を月に一度上演しているそうですよ。

 先月は、【奇跡の教室】

 落ちこぼれの生徒を受け持つ担任教師。ある日、生徒たちにアウシュビッツという負の歴史の研究課題を与えるのです。そして、生徒たちはその記憶を持つ人の話を聞きながら、成長していくというストーリーですが、落ちこぼれの生徒たちがどんどん、輝き、自分を見つめ直す過程は見ていて、気持ちが良いですね。良き人に出会え、人生が変わる。自分を変えるのは、人であり、師であるのです。そう思いました。

今月は、【人生はシネマティック】

 第二次世界大戦の中、映画に情熱を注ぐ人々を描いたドラマです。秘書をしていたある女性が人手不足から初めて脚本を任されるところから始まります。

 空爆、戦火に怯え、息絶える人、恋人の裏切り、愛する人の死、それでも生きていく、生き抜かなくてはならない。いつの世も、生と死は隣りあわせだけど、この映画は希望を忘れることなく描いてました。良き映画ですよ。

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今日は大寒です。寒いはずですね、どうぞ、今夜は温まってくださいませ。