ご主人様はこのところ、TVでエリザベス女王の国葬やイギリスの様子を見ております。国葬は素晴らしく美しく感じられました。エリザベス女王がいかに国民に愛された方だということが手に取るようにわかりました。慈悲深く、真面目で、優しくユーモアがあり、チャーミングで、イギリスは勿論のこと、世界から尊敬される方でした。今更ながら、素晴らしい方だと痛感いたしました。
日本からも天皇、皇后も参列なさり、その姿も素晴らしかったです。
日本でも近々、安倍元総理の国葬がありますが、如何なものでしょうかと思います。やはり、国葬は国民にどれだけ触れ合い、気持ちを寄せ、愛されている人物なのか?が大切なことだと思います。どうにもこうにも、国葬に反対する国民が多数いる中で、話し合いもせず、正直に言えばとても日本が恥ずかしく感じます。と、ご主人様は思いながら、イギリスの美しい景色の中、国民に寄り添った女王の棺の行方を見ておりました。最後は愛する方の元へ旅立つのでしょう。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
さて、ご主人様は「ブラックバード」という映画を見たそうです。
先日、フランスのゴダール映画監督が、自ら安楽死を望んでいたことが記事になり、驚いたのですが、この映画も、自死を扱った映画でした。
治る見込みのない病を抱え、数か月後には寝たきりになってしまう現実と向き合いながら、家族に迷惑をかけることを拒み、家族との楽しい思い出を最後に旅立ちたいと願う一人の女性と、その家族の葛藤をえがいたものです。
主人公の気持ちが分かれば分かるほど、されど、命は神様が決めることで、それは運命としかいえないものだとも思い、答えを見つけることが出来ず、とても考えさせられる映画でした。
主演のスーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレッドが素敵でした。
場所はさいたま芸術シネマです。ご主人様は、この映画館が大好きで良い映画があると、時々、お邪魔していたそうですが、何でも、改装工事があるらしく、一年と半年ほどは休館だそうです。少し寂しいですね。
月に一度は一緒に映画を見に行こう!これはライアンとの約束でした。今はひとりで行くのですが、やはり、その約束は守っていこうと思います。ライアンと一緒にいる気分でね・・・とご主人様は言っておりました。