ご主人様の芝居便り

 寒くなりましたね。いきなり冬がやってきた~という感じです。ご主人様も、冬のもっこりウエアを部屋着にしていて、加湿器ではアロマを楽しんでいるようですが、そろそろ湯たんぽ…と思っているようです。

 女優の中山美穂氏の訃報がありました。ショックでした。世の中には「まさか」という出来事があり、それは、誰のせいでもありませんが、それでも悲しいです。特にファンというわけではありませんが、まだお若く未来もあったのに…と思うと、言葉もありません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 さて、ご主人様は11月の終わりには恒例のライブがあり、演奏も素晴らしく、優しいお客様にも来て頂き、楽しく、ご機嫌なライブだったようです。本当に良かったと私、サリーは思いますね。ご主人様は早くも次回に向け、張り切っている様子ですよ。

 ライブが終わり、ホッとしているかというとそうでもなく、結構、忙しくしているご主人様です。やはり「師走」です。きっと誰もが忙しくなさっているのでしょうね。忘年会にゴルフに、そしてお芝居です。

 まずは「文楽」からご紹介いたしますね。

「一谷ふたば軍記」。源平合戦の一の谷の戦いを題材にした時代浄瑠璃で歌舞伎でもおなじみの演目ですね。かつての主君を守るために自分の息子に手をかけ首を差し出す話で、なんとも悲しい話です。人形の仕草ひとつひとつに親子の情が溢れておりました。

そして、「檀浦兜軍記」。ひとりの男のゆくえを模索するために、その恋人、阿古屋を尋問するのですが、愛する男を思うばかりで、その女心が泣かせます。劇中、三味線、琴、二胡と演奏するのですが、人形の演奏する様と実際の演奏が息もピッタリで、本当に素晴らしく拍車喝采でした。これを見てご主人様はスッカリ文楽ファンになったそうです。古典芸能は素晴らしい!

 文楽の次はシエイクスピアです。「夏の夜の夢」これも面白かったですね。

 A子さんには父親が決めた結婚相手B男さんがいるのですが、A子さんはC男さんが好きで、そしてB男さんを好きなD子さんがいて、恋と言うのはままならないものです。そしてA子さんは好きな男と一緒になるべくC男さんと駆け落ちをするのです。それを知ったB男さんはA子さんを追いかけ、そしてD子さんはB男さんを追いかけるのです。その様子を見た妖精の王様がB男さんがD子さんを好きになるようにと、なんと惚れ薬を仕込んだ悪戯をするのですが…面白い芝居でした。

 今回は若い方々に見て頂くための芝居ですが、とても素敵でした。演出は吉田鋼太郎氏。吉田氏は今は亡き皆川幸雄氏の後を引き継ぎ、演出されております。芝居の隅々には吉田鋼太郎氏らしさ、それは皆川幸雄氏らしさでもあるのですが、それは嬉しい発見でした。役者さんも素晴らしい。活力にあふれた若い世代のシェイクスピア、本当に面白かったです。

 妹のQ子と伺いました。観劇の後は王将のあんかけラーメン。久しぶりの王将餃子もいただき、お腹も喜んでおりました。

 11月には友人のOさんの芝居がありました。「お手伝いさん買いました」です。なんと、お手伝いさんは優秀なAI.アンドロイドなのです。近い将来、こんなこともあるかもしれないな~と思いながら面白く観劇いたしました。Oさんは優雅なマダム役でピッタリの配役です。役者さんも上手で満喫致しました。何となくわかるブラックユーモアが良いですね~。大人の芝居でしたよ。

 この冬は芝居三昧。この後は歌舞伎が続きます。体調を整え、次も楽しみにしたいです。とご主人様は嬉しそうに言っておりました。