スーパーナチュラルに夢中!

最近、ご主人様は「SUPERNATURAL」に夢中。
実は数年前に、とある家電量販店にて安く売っていたので、買い求めたのだ。その時にバ〜〜と観て、また見たいと思っていたのだが、DVDは出ておらず、見れずじまい。
それから月日は流れ・・・先日、お店に行ったら、何とまた安く売っているではないか!ということでまた最初から見ているのである。いまではケーブルTVでも放映されているわね。
さて、このお話はちょっと怖いのである。
スーパーナチュラル=超常現象のお話。何というか、「エクソシスト」や「ポルターガイスト」と言った悪霊の話や、「狼男」や「ドラキュラ」。そして、「悪魔」に「天使」も出てくる。「Xファイル」「ダビンチコード」を身近に軽くした感じでしょうか?
主人公はディーンとサムの兄弟。幼い時に母を悪魔に奪われ、そしてサムは恋人を同じように失ってしまう。そんな悲しみを振るい落とすかのように、目に見えない邪悪な「悪」に立ち向かうのである。
キャーと目を覆うシーンもあるが、そこにはこの兄弟のさりげない優しさや思いやりが溢れているのである。
劇中のセリフで『まるで「大脱走」のスティーブ・マックインみたいじゃないか!』とか『アウトブレイクの猿のような心境だぜ』とか。古き良き映画のシーンを映し出していたり、最近のスキャンダル的なものもジョークとして使っていたりしている。監督はきっと映画好きで、見ている方へのサービスも忘れない。なので、結構、面白いのである。
このドラマでは「超常現象」が起きるときのお決まり事項があって、その一つは急に電気がチカチカして停電になる。そして、急に窓が開き、凄い風が吹いたり、ドアが急に締り、鍵が掛ったり・・・と。
実は先日、このような現象を感じたことがあったのだ。
ブログでも書かせて頂きましたが、ゴルフの合宿の時である。ホテルのルームライトがチカチカとするのだ。接触が悪いのか?と思い、いろいろいじってみるものの、直らない。そんな時、ライアンがふと「K氏がここにいるんじゃない?」と言うのです。K氏の訃報を聞いたのは、この日だったのだ。そして、本来ならばここにいるはずだったのだ。
「そんなことあるはずないでしょ!」とご主人様。
それでもチカチカするライトは気持ちが良いものではないので、スィッチを消しておいた。
次の日の午後、再び、ライトを付けるとちゃんと付くのである。きっと電球を変えてくれたのね?と思って確かめると・・・その様子はない。
あの時「本当にK氏はいたんだ」と、実感した。
だとすれば、それは嬉しいこと。グラスを一つ用意して、お酒を注いで置けばよかった。と少々、後悔した。
以前、ご主人様のお父様が亡くなった時も、「お化けでも幽霊でも何でもいいから、いつでも私の前に現れてください。」と願ったご主人様。だがしかし、ご主人様はごくごく凡人ゆえ、そのような才能もなく、今だそのようなことはないのだが・・・・
人の死、いや愛する人の死は、時として自分を大人にし、寛容にしてくれる。今まで恐ろしいと思っていたことが、反対に愛おしく慈しむものに変わるのだ。
宇宙人やUFO、そして神様、仏様。お会いして話したことがないので、ご主人様にとっては現実にはいないことになる。だけど、きっとどこかにいる。目に見えない不思議なものや力はあるのだと思うのだ。
生きている自分と生かされている自分。決して一人で大きくなった訳じゃない。時々、そんなことを思う。
さてさて、「SUPERNATURAL」には現実でない事柄の中に人間味がどっぷりと盛り込まれているのである。ご興味があれば是非・・・