映画 「レ・ミゼラブル」と「ホビット」

時々、ライアンと映画を見に行く。どんな映画か?といえば、その昔は「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリーポッター」だったり、「タイタンの戦い」や「スパイダーマン」・・・単純に娯楽映画である。彼は特撮が大好きなので、怪獣やロボットが出てくるものや、最近は3Dかな?やはり映画館で見ると、その迫力は素晴らしく、大いに楽しめる。今や、ご主人様も高齢者の仲間みたいなので、二人で行くと2,000円なのだ。この料金がいいネ!映画館に行く度に「そうだ。これから月に一度は映画館に行こう!」と二人して決めるのだが、実際には年に2〜3回程度。
映画館って結構遠いのよね。
さて、ある日の水曜日である。今日は映画を見ようを決めているご主人様。
レ・ミゼラブル」である。「ああ無情」「ジャン・バルジャン」。あらすじはすでにご存じかと思いますが、ジャン・バルジャンはパンひとつを盗んだ罪で19年間投獄される。やっと解放されたかと思いしや、「仮釈放」を突きつけられる。「仮釈放」とはすなわち、もう生きてゆけない「死」を意味するのだ。街を彷徨い、途方に暮れる主人公。そこに司教が暖かい手を差し伸べてくれるのだけど、そこで心なしに罪を犯してしまう。だが、司教はそれを許し「正しい道を歩みなさい」と言葉を残す。それ以来、人として生きてゆこうと心に決め、苦を苦と思わず人に為に生きるジャン・バルジャン
そして、いろんな人に出会うのだ。溢れんばかりの愛を持ち得ながら、上手く生きていけない人達。
守りたい者を守るというささやかな願いさえ叶わない無情。生きてゆくことは茨の道ではあるが、それでも生きてゆくのである。絶望の中にでもひとすじの希望の光はあるのだから・・・。
可哀そうな話なので、どうしようかな?と思っていたのだが、すでに見ていたお友達が「良かった!!」と連発。ヨシ!とばかりに頑張って見てきました。
素敵〜〜〜!素晴らしい映画でした。アカデミー賞でも受賞されましたが、思い以上に良かった。主演のヒュー・ジャックマンは今まで、良く知らなかったご主人様であるが、ミュージカルスターとしては、すでにトップの座にある方で大変有名な俳優さんなのである。
「X・MAN]に出ていた方と聞き、「エ〜〜〜そうだったのか!」と初めて気づいたご主人様。
偶然、TVで放映していたので、1も2もしっかり見てしまった。この映画にはハル・ベリーも出ていて、この方もアカデミー賞の受賞の際、初めて知った女優さんでした。確か「チョコレート」。勿論、見ましたよ。アカデミー賞の時の吃驚した嬉しそうな表情が印象的でしたっけ。
さて、ヒュー・ジャックマンの演技、そして、あの歌唱には只々、魅せられてしまい、感動の嵐のようなご主人様でした。
悲しくたって・・・逞しく生きるゾと元気になれた映画でした。
一度、映画館に行くと、また、行きたくなるのでしょうか?今日、また見てしまいました。え・い・がを。
ホビット」です。あの「ロード・オブ・ザ・リング」の前章だそうですね。主役は「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公のお父さん。そりゃ、アドベンチャー娯楽映画ですから、もう楽しかったです。前編はゆるやかにストーリーは進みますが、後半は「ノンストップ・アドベンチャー」でハラハラドキドキ、臨場感たっぷりで、ずーっとジェットコースターに乗っているようでした。
やはり、3Dだし、高度なCGの技術なのだ。
凄い映像が目の前に現れるのだから、ついつい避けてしまったりして・・・(避けることないのだけどネ)、ついつい力が入ってしまい、見終わったときは、どっとくたびれてしまいましたけど、楽しかった。
「映画っていいですね」