「メッセンジャ−を殺すな」

共謀罪もあっという間に数の力で強行採決された。
K学園問題では文科省は文書を調べ、確認されたとある。それなのに、政府はその責任をすべて官僚に追わせようをしている。内閣府内閣府で同じように、文科省に罪を着せようとする。誰が見てもその構図は分かりそうなものなのに、下手くそな芝居は非常に恥ずかしいですね。
そして、こんなやり方は悲しいです。国民は馬鹿にされている。そんな気さえ致します。

昨日の朝日新聞天声人語では「メッセンジャーを殺すな」という格言が載っておりました。どんなに嫌な事柄の情報であっても、そのメッセンジャーを邪険にしたり、ましては抹殺してはいけないという戒めである。

メッセンジャーとは、専門家であり、当事者であり、そして国民なのである。
結局、メッセンジャーの声を闇に葬れば、王様の周りにはイエスマンだけが残り事実上の「はだかの王様」になってしまう。

私たちが送るそのメッセージは、「はだかの王様」にさせないという愛情でもあるのだ。

国民としての切り札は一枚の投票用紙しかないのでしょうか!
ご主人様が実に良いコラムだと言っていたので、お伝えいたしました。