ご主人様のシネマ便り

 やはり梅雨でジメジメと蒸し暑いですね。先週、少しだけ青空がありました。こんな感じでしたよ。

 さて、ご主人様のシネマです。よく、埼玉にあるさいたま芸術シネマに伺うのですが、先月、今月とご主人様はみてきたそうです。

 まずは、「五月の花嫁学校」これは1967年のお話なのですが、このような学校があったそうです。主演はジュリエット・ピノシュ。好きな女優さんです。

 妻は夫に家庭に尽くし、夜はネグリジェを着るそうな・・・思ったことは、この50年で女性の地位が変わったことです。凄い進化だと思いました。頼ましく自由を求める姿に共感です。歌の先輩のNさんとご一緒して、映画の後はランチして、いっぱいおしゃべりをして、ひさしぶりに楽しかったです。ガールズトークもたまには良いですね。

 そして今月は「幸せの答え合わせ」

 29年続いた夫婦。うまくいっていると思っていたのですが、突然、夫から別れを言われるのです。結婚というものはお互いが歩み寄らないと難しいということが分かりました。傲慢で自分中心のちょっと嫌な女性をアネット・ベニングが熱演してました。自然と美しい詩が印象的でした。

 そして「帰らない日曜日」これはカズオ・イシグロの原作です。

 これは第一次世界大戦後のイギリスが舞台です。

 主人公は孤児でメイドをしていて、なんと、名家の息子に恋をしているのです。二人は時々、人知れず逢瀬を重ねていたのです。

 その日は素晴らしい日でした。二人は愛し合い、幸せな時間を過ごすのです。しかし、その後、彼が車の事故で亡くなった知らせが入るのです。

 最も幸せな日は最も悲しい日になる。こういう事も決してないとは言えないですね。

そして、その女性は彼のことを忘れないために作家になった。という話ですが、本当に切ない映画でした。田園風景が綺麗でした。

 最近は「トップガン・マーベリック」が人気だそうですね。ご主人様も見たいと言っておりましたよ。