ライアン登場!

ご主人様のパートナーですが、ご主人様のご主人というと、面倒なので、以後「ライアン」と呼ぶことにする。どうしてライアンなのかというと・・・・話せば長くなるのですが、《その、昔・・・ライアンと初めてあったときは怖かった!まるでライオンのように私をじっと見つめ「こ・ん・に・ち・わ サリーちゃん」と低い声で言うのです。思わずブルブルとしましたよ。とにかく私の嫌いなライオンに似ているのです。初めはライオン丸にしようかと思ったが、そんなに可愛くない。ナルニア王国のアスラン?そんなに立派ではない。なので、ライアンと名づけました。》
今から思うと、私はライアンにはいじわるをしましたよ。例えば、二人が一緒に座っていると、私は必ず二人の真ん中にどてっと座り、顔はご主人様にお尻はライアンに向け、寝たふりをするのです。テレビを見ていると、私はテレビの前に立ちはだかり、わざと見せなくしたり・・ご主人様が「サリーちゃん 邪魔よ!どいて!」と言っても私には聞こえない。ひたすら邪魔をしていたのです。そんな或る日、ライアンが「サリーはいい子だね〜。いつも玄関のほうを見て、僕たちを守っているんだね〜」と言ったのです。たまには良いことも言うじゃないか!と私。そのうち、ライアンにも心を許し、次第には「弱肉強食」ではないが、強いものには従うと言う野性の掟に逆らえず、つい、ライアンを主人と思うようになってしまったのです。犬にとって主人は一人です。なので、この瞬間からご主人様はただの散歩と食事を与えてくれる人になりました。ご主人様、《ごめんなさい》でも心はいつもご主人様のものです。あ〜〜〜これからライアンの話もでてくるでしょうね〜楽しみにしててね。