A・K・Bの謝罪

AKBと言えば、今や国民の心をつかみ、社会現象になるほどの人気。じゃんけんや投票、自身から這い上がっていく姿勢。それは学校や企業のようにも思えるし、頑張っているその姿は人々の心を打つのだろう。握手をするためにいっぱいCDを買い求めるファンもいる。分かっているものの、AKBの人気を今一つ、理解できないでいるご主人様。
そんな中、メンバーの謝罪映像が流れた。
AKBにはいくつかのルールがあり、その中に「恋愛禁止」とある。若い女性に恋愛禁止というのは酷な気もするが、承知で入団したのなら、それは守らなければならないのだ。
破ったものは罰を受ける。その罰も一徹されていなくて、ある人は退団し、ある人は降格や移籍やいろいろなパターンがあるようね。
丸刈り映像、かなりの人が「頑張って〜〜〜」とエールを送っているそうです。反対に「考えられない行為」と思う方もいて、賛否両論。
昔、「おニャン子クラブ」というのがあって、楽しく見ていたような気がする。でも、女性としてはあまり好きではなかった。果物屋さんに行けばフレッシュな果物を沢山置いているように、若い可愛い女の子をたくさん並べて「いらっしゃい!何がお好みですか?」と言っているようで・・・モーニング娘も同じ理由で好きになれなかった。
とはいえ、彼らの音楽もよく聞いていたし、年月を経て、立派な芸能人になる方もいて、頑張っていて偉いな〜とも思うのである。
さて、今、問題視されているのは「体罰」。
学校だけではなく、相撲や柔道の世界にも及んでいるという。というより、昔からそれはあって、特に問題視されていなかっただけだろう。『水は飲むな!校庭一周!うさぎ跳びだ!』という言葉は、体育系の方なら記憶があると思う。
だが、時代も変わり、指導者の質も変わった。体罰を経験し、師に感謝する人は誰もいない。人を傷つけることは許されない行為であり、それからは何の効力も生まれない。
AKBの丸刈り謝罪は、本人自身で決めたことと言うが、映像を公に流しているのは、事務所である。
昔、体罰と評し、反省の意味で、頭を丸刈りにした体育系の男の子がいた。何だか、それとダブってしまうのは私だけかしら?
今や社会のAKBである。今後、品を変え、形を変えながら影響が出るのでは?なんてちょっぴり心配してしまう。