素晴らしい提案なんだけど・・・・

随分前になるけど、政府は、素晴らしい提案をなさいましたね。定年は65歳に延期で、育児休暇は3年で、女性の進出大歓迎。女性の管理職が増えることは、経済の発展になるとか・・・素晴らしい提案のようだけど、どこかうさん臭い。
はっきり言って、年金の先延ばしはミエミエなのだ。
だって、今の状態の雇用で、定年を伸ばすことが出来る企業ってそんなに無いはず。定年を伸ばせば、新入社員の雇用も、中途のパートや派遣の方が削られることは目に見えている。
就活の若者も大変みたいですよ。夢と希望を持ち、面接に臨むが、事あることに「不採用」を突きつけられると、自分がまるで無能の人のように思えて、鬱状態になる方も少なくないとか・・政府は雇用の件数も増えたと言っているが、実際は求人件数は増えたものの、雇用は変わらないらしい。
良いことは大きく報道されるけど、現実は相当違っている。
そして、3年の育児休暇、それを受け入れる企業がどれ程なのかしら?人並み外れた優秀な方ならまだしも、3年のブランクがある方を、元の場所に戻すことなんて、利益を生まなくてはならない企業として出来るかしら?周囲だって良い顔をしないだろうし、働く側だって、迷惑をかけることを知りながら、同じ場所で働くなんて、そんな図々しい事は出来ないんじゃないの。極々一般の話ですけどネ。
女性の進出大歓迎とあるが、それは当たり前のことで、これだって、今更、声を大にして言う事でもないと思ってしまう。
ただ、女性の管理職が増えると、今まで、楽に給料泥棒していた方は、きっと、手厳しいお仕置きを受けると思いますよ。そして、子供がいることを理由にいろいろと大目に見られた方も、今度はそうはいかなくなると思います。
女性は公平・平等が大好きですから、誰であっても、どんな事情があろうとも企業・団体として公平な見方をすると思う。
こういうことが発展に繋がるかもしれませんけどね。
まるで、改革をしたように凄い言い方をするけれど、蓋を開けてみたら、何も変わっていないのである。こういうのが好きになれない。「給料を上げろ!ボーナスを出しましょう!」と言うけれど、結局、政府の考えを受け入れらるのは、ごくわずかの企業だけで、一般には難しいのだ。
恩恵を必ず受けられる方は「公務員」だけかしらね。言いたくないけど「親方何とか・・・所詮、税金で・・・」なんて気持ちになっちゃうわ。
さて、そういえば、東京都知事の失言が問題になりました。
何でも、オリンピック開催選考国であるトルコに対しての失言だとか・・・
トルコという国が政治的にも宗教的にも、市民の生活においても、どんな国なのか?ということをみんな知っている事なんです。なのに、あえて、それを口にする。と言う事が、ちょっと問題で、あんなに、知識も知性もある方なのに、ちょっと残念。
この件は別として、トルコは中東として、初の開催国選考になり、いろんな意味において、やや優勢という気がしてならない・・。
5月になりましたね〜風薫る5月、若葉が綺麗。
何ですが、ご主人様は、少々落ち込んでいる。人様から強い口調で言われたり、約束を守ってくれなかったり、一生懸命やっているのだが全くのねぎらいが無かったり・・・いろいろな事が重なり、ド〜〜ンと、落ち込んでいるのだ。
そんな時って、「私は誰?何故生まれてきたの?」ぐらいまで行ってしまうので、始末に悪いのだけど、翌朝はケロッとしてました。時々、ワァ〜〜と泣いたりするのもストレス解消になるのかもしれません。5月の美しい季節は「五月病」なんてプチ鬱のような病もありますから、気を付けてくださいね。