吾妻踊りと「おめでとうW杯出場!」

いやぁ〜〜この前のサッカー、良かったですね!いい試合でした。選手は一団となり、勝ちに行く気持ちが出ていて、チームワークも素晴らしかった。試合は日本が攻撃するものの、オーストラリアに先制されてしまい、もはやこれまでか!と急に暗くなったものの、本田選手がやってくれました。美しいシュートを決めて、カッコよかったな!とにかく、5回連続のW杯なのだ。嬉しいの一言です。
本田選手は素晴らしいですね。何故か、彼がいるだけでチームが引き締まり、まとまるのです。技術も経験もある選ばれし者たちのなかでも、人を束ねる力があるのは、そうはいない。
彼は、実は子供がいるらしく、今回、初めて公表した。
「どんな子供に育てたいですか?」という質問に、「子供は社会の預かりものだと思っています。いつか、社会に出たときに、何かしらの形で貢献できるような、そんな子供を育てたいと思います。」と。素晴らしいではありませんか!このようなことをサラッと言える本田選手。やはり、選手としても人としても立派。只者ではないですね!
この日、もう一人のヒーローが生まれました。言わずと知れた?「渋谷のおまわりさん」こちらもカッコよかったですね。みんな12番目の選手なのだ。人に迷惑かけることなくルールを守る。これが基本。カッコよいお巡りさんにも逢え、嬉しい日でした。
さて、「アズマオトコにキョウオンナ」ではなくて、「吾妻踊りは新橋芸者」なのです。実は、先月のことですが、Q子から「吾妻踊りのチケット、取ったのだけど行かない?」とお誘いを受け、伺ったのだ。ハッキリ言って、興味はあるものの、まず、自分からは見に行こうとは思わないと思っていたので、これはラッキーとばかりに、新橋に向かった。これは年に一度、4回だけの言わば新橋の芸者さんの発表会のようなものですが、お客様が沢山いて吃驚。踊りを見て、その美しさにまた吃驚。
以前、早乙女太一さんの踊りの艶やかさをブログに書いたけど、それとは別な美しさがありました。
男性の女装(歌舞伎もそうだけど)や、宝塚の男役、実に堂々としていて、これでもか!と言わんばかりの女っぷり、あるいは男っぷりは本当に気持ちが良いくらい、カッコいいのです。でも、それは、あくまでも偽物であるが故、堂々と出し惜しみすることなく披露出来るわけで、本物は、そこまで堂々とできない。何故かと言えば、そこに「恥じらい」があるからです。ちょっと胸の空いたブラウスを着ることだってちょっぴり恥ずかしいのです。そんな思いを持つことが女性なのかな?なんて思いました。新橋の芸者さんの着物姿、実に艶やかでしたヨ。そして、控えめな色気が会場を匂わせておりました。
この日はやはり日本舞踊の方も沢山来ており、お客様の大半はお着物でした。思わず、目をキョロキョロして、着物ウォッチング。Q子と「あの帯いいワネ〜。あの柄素敵ね〜。今の時期は着る物を考えちゃうわね。気候は暑くても、一重は着れないし〜〜〜」とにかく、お喋りしちゃいました。ご主人様にとって、初めての「吾妻踊り」無事GETで大成功!
せっかくだからと、開演の前にお食事を思い、新橋演舞場の近くのミニ懐石を頂きました。ランチとしてはちょっとお高いけど、懐石料理とすれば結構安いお値段でしたが、お料理は女性向きで、ヘルシーで、しかも品数が多い。美味しかった〜〜〜〜。ちょっとだけご紹介。

とても気に入ったお店なので、新橋演舞場に行くときは、また伺おうと思いました。