神様からの贈り物 最終章

バスは岡山へ。
いよいよ、旅は終わりになってしまいますが・・・添乗員さんも優しい女性で、運転手さんもとても親切な方で、良かったワ。
ちなみにこのツアーは「阪急交通社」。以前、ライアンが仕事でお世話になったこともあり、それからは「阪急」と決めている。旅先でよくおば様が「ツアーは阪急が一番ね」何て言っていたりして、結構、人気のようですね。
さて、たった3日間で、岡山→広島→島根→鳥取と・・・何と1130キロも走ったそうで、運転手さんが一番大変だったようです。
山陽と山陰。瀬戸内海と日本海。私達のような旅人に、いろんな顔を見せてくれました。そして、その土地にずーっと住んでいる神様にも出会え、それはそれは、元気になりましたよ。
何というか、宮沢賢治の「雨にも負けず」の気分である。
『東に病気の子供あれば行って看病してやり・・・
西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い・・・
南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい・・・
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい・・・』
ではありませんが、心が赴くままに、ご主人様は尾道ではラーメンを買い、広島でお好み焼きを食べ、出雲ではそばを頂き、宮島ではもみじ饅頭を。
宍道湖の付近ではシジミを買い、鳥取では、「水木しげる」グッズをお土産にするのだ。そして、岡山。それはきび団子でしょ。
そんな風にその土地に触れ、その土地の物を頂く。これが旅なのよね。
お土産はこんなに・・・そして、神様の贈り物もこんなに・・・

話は変わるけど、外国の方は日本人の神様の接し方をどうも、理解できないようです。何故かと言えば、生まれたときは「お宮参り」をし、結婚すれば教会で式を挙げ、最後はお墓に入り、お寺のお世話になるのだ。大変、不思議な人種なんだけど、そのあいまいさが日本人の良さだともいう。
千光寺ではお札を頂き、厳島神社出雲大社でもお札やお守りを買う。家に帰り、寺のものは仏壇に置き、神社のものは神棚に置く。(実は、神棚と言うものはなく、それらしい小さなスペースなんだけどね)
ただ心配なことは、厳島神社出雲大社が一緒になって喧嘩しないかしら?お願いだから仲良くしてね。だって、これも御縁ですから・・・・ね。
とうことで、旅はあっという間に終わりました。
今、ご主人様とライアンはパワーがアップしていますよ。どこかで二人を見つけたら、是非、手を差し伸べてください。その手を優しく包んで、皆さんに、神様の贈り物のお裾分けをさせて頂きたいと存じます。
どうぞ、どうぞ、遠慮しないで・・・。
ご購読くだサリーありがとうございました。報告はサリーでした。
また、お会いしましょう!