「特定秘密保護法案」って何?

今、新聞をにぎわせているのは「特定秘密保護法案」の可決である。これって、国家としての秘密(例えば、防衛とか外交とかスパイ行為とか・・・ETC。)に関して、今までも、これらを知りえる者には「守秘義務」があるのだけど、それを強化し、秘密を洩らした者には重い罰を与えるそうだ。ここまで聞けば、それって結構な事じゃない?と思われるが、それが強化されてしまうと、逆に知りえる、あるいは知っていて当たり前な報道機関、そして、国民にもその情報が得られず、「知る権利」を妨害するものでもあると、多くの批判があるようです。
何も知らされず、気がついたら「戦争」になっていた。ってことも考えられるし、会社に例えれば、大きな会社に一人の経理マンしかおらず、それも、気がついたら、負債が増え、どうにもならず「倒産」してしまった。ってこともある訳で、誰にも知られず、政治が、国家が一人歩きをしてしまう可能性も大なのだ。確か、連立である公明党は、この法案には反対していたって聞いていたけど、その声は響かなかったのかしら?
しかも、秘密とされる項目や内容も決まっていないというのに、急いで、可決した裏には、アメリカの要望に対して良い顔を見せたかっただけ。と言う人もいて、本当の真意がよくわからない。
何よりも、驚いたのは、あの傲慢ともいえる強行可決のやり方である。
それを有権者はどう思うのだろうか?
以前、一党政治への不安を述べたことがあるけど、本当にそうなってしまった。今や、怖いものなしで強気の与党である。この法案によって、国民にも簡単に嘘がつけるわけで、益々、雲行きが怪しくなり、これって、本当に怖い事だと思いますね。
雲行きが・・・と言えば、中国も大変なことになってますね。 
いきなり、尖閣諸島を含む空域に「防衛識別圏」を勝手に設定したのだ。今まで、日・中・韓の問題を子供の喧嘩と捉え、あまり口出ししていなかったアメリカも、これには、ちょっと怒りましたね。翌日には、この空域を飛び、牽制をしたのです。
まるで、笑い話のようだけど、これって、実は凄く恐ろしい事で、世が世ならば、時が時ならば、アメリカが本気で怒れば・・・戦争になってもおかしくない状況であり、不安を覚えるご主人様。だって、大きな争いの始まりは些細な事からでしょう?
北京の大気汚染も問題だけど、これには、政治家の利権も絡んでいるとかで、早急な改善は無理だとか。
また、中国には戸籍のない方も沢山いて、この中には無理な政策で締め出された人たちもいるのでしょうね。この方たちが大人になったらどうなるのかしら?何も教育されず、何も知らない人ほど、時には恐ろしい人になったりして、平和を愛するご主人様はちょっと心配。
そして、数々の暴動。その原因は格差社会なのだ。
日本も格差はどんどん広がっている。経済効果は大!!と訴える隣には生活保護者も大!!なんですよ。
日・中・韓と新リーダーを迎え、仲よくなれるのかな〜と思っていたが、どうやら無理みたいですね。皆、強いリーダーである為に、拳を上げ強気の発言をするけど、足元を見れば、それは砂の上に立っているだけで、雨が降れば、自由が利かなくなり、風が吹けば、足元がもろくなるのだ。
とにかく、足元を見られないように頑張らなくては・・・ということでしょうか!