こだわり

今年の色はピンクとゴールド、そしてシルバーだとか・・・そんなことを聞くと、せめて、玄関には、その色の花を飾るように心掛けるご主人様。ピンクの花にゴールドやシルバーのリボンをちょっと飾ればOKなので、飾りやすいかな?昨年は紫だったので、紫と言うのは季節的に秋の花に多く、仕方なしにアートフラワーを飾りましたけど・・・これは、ちょっとしたご主人様のこだわり。
さて、昨日は、お墓参りに行ってきました。懐かしい故人に逢い、いろんな詫びもして、線香の煙で許しを乞い、気分はスッキリ!なのだ。
お墓にはすでに枯れてしまっているけど、花が添えられていた。何というか、そん光景はちょっとうれしいワネ。知らない誰かでも、花を添えてくれていたなんて、故人も喜んでいるような気がするのだ。実は妹のQ子が元旦にお墓参りをしてくれたのです。ついでに御坊様の話を聞いたそうですよ。
その話は・・・「こだわりはあまり持たないほうが良いですよ。大安だから良いとか、仏滅は縁起が悪いとか、友引はどうだとか〜大安仏滅に関係なく、人は生まれ、そして死んでいくのです。友引は葬儀屋さんのお休みの日と、その程度に考えたほうが良いですね〜」と。へぇ〜面白い事をいいますね。中々いいんじゃない。きっと、仏の道を突き詰めると、そんな心境になるのかしらね。
こだわりは、その人にとって、価値観やステータスだったり、生きて行くために必要なものなのだ。だかしかし、ちょっと行き過ぎて、自分の考えを正当化しようとして、やがてはそうでない人を見下したりすると、とてつもない傲慢な人となる。七つの大罪の中で、もっとも重い罪人になってしまい、自由を失うことにもなり兼ねないのだ。
こだわりはいろんな人が交わる共存の中で、人知れず思うことかもしれませんね。そして、そのこだわりが正しければ、素晴らしい人が沢山集まってくるのでしょう。
今、自分の周りを見渡せば、それが分るかもしれません。
優しい言葉を掛けてくれる人がいるのなら、あなたはきっと素敵なこだわりを持っている方なのです。