五十日祭

先日、ライアンの五十日祭を執り行いました。
朝方は小雨がちらついておりましたが、式が始まると、青空が顔を出し、やっぱり、ライアンは「晴れ男」だな〜と思いましたよ。
神社では七五三でにぎわっており、なんとも不思議な気分。
急にライアンがちいさな子供になったような気さえ致しました。

さて、五十日祭とは、神道ではこの日を機に「神様」になられることを言い、仏教でいえば四十九日にあたる。
そして、この「神様」は何と、家にいてくださるそうで、これは嬉しい事ですね。ライアンが神となり、しかも、今までと変わりなく、家にいるのだから、何とも心強い限りです。

仏教では、「仏様」ね。仏様は今どこにいるのだろう?と思い、とある友人に聞いてみたら、四十九日を境に、すぐ、別のものに生まれ変わると言う。輪廻転生というのかしら?
来世をより良いものにするため、現世では功徳を積むのが、教えにあるらしい。

今まで、ご主人様は仏壇の中のお父様がいると思い、頭をさげ、お線香と共にいろんなお願いをしてまいりましたが、ここにはいなかったのね。それからというもの、仏壇の前では「お父様、どこにいらっしゃるか存じませんが、どうかお幸せでありますようお祈り申し上げます。」と言うようにしている。

千の風に乗って♪」ではないが、きっと、お墓にもいないのでしょうね?今、本当にどこにいるのかしら?と少々、心配なご主人様。

五十日祭は忌明けともいわれる。所謂、喪に服す期間は終わり、日常に戻れるということだ。

式に飾られた花は、白ではなかった。

ご覧のように、かなり、色合いの濃い花でした。

ということは、白い花から、少し、色を付けても良いと言う事ね。
まずはここから始めてみようと思います。