続・ご主人様のシ・ネ・マ

さて、先日、「愛しき人生の作り方」というフランス映画を見ました。
夫を亡くした祖母。高齢の為、施設に預けられるのだが、突然、祖母は姿を消してしまう。そして、その孫が記憶を辿り、祖母を探すのだが・・・
母・息子・孫が上手く絡み合い、淡々とした日常の中に、親子の愛情が時折、顔を出す。
愛しき人生。それは、愛は惜しみなく与えるものなのでしょう。何気ない言葉でも、そこの「愛」があるのなら、やがては「希望」に変わり、沢山の愛を知ることが、素晴らしい人生と言う事かな?
ご主人様はこの手の映画がお好き。所謂、女性映画というテリトリーかもしれませんが、見ていて、気持ちが楽になる映画が一番なのだ。
息子役のミシェル・ブランは以前「仕立て屋の恋」で有名な俳優ですが、今回は、コミカルな面を見せていて、とても良かった。上手い役者ですね。
映画館に一度出向くと、また、行きたくなってしまう。最近の映画館って、結構空いていて(平日だからかもしれませんが)、女性も多いので、それも一因。
映画には生きるためのヒントが沢山あって、ご主人様にとっては、それを模索することが楽しいみたいですよ。

さてさて、その後、とある、ジャズバーに伺いました。hiromiさんのライブがあると聞き、伺ったのです。というより、このライブがメインで、映画はそのついでだったのだけどね。

店に着くと、テーブルには赤いクロス、照明の色合いもやや赤みがかっていて、何となく、スペインのタブラオの雰囲気。どこかの外国に行っているようで、ちょっとリッチな気分。
そして、hiromiさんのjazz.bossaが聞けるのだから、気分は上々。
懐かしい歌友達にも久しぶりに逢えてうれしかったナ。
何とこの日は、セッションもありということで、図々しくも歌わせて頂きました。歌友達の上手さと、自分の下手さにチョッピリしょげておりましたが、楽しい夜でした。実に夜のお出かけは2年ぶりですからね。いいきっかけになったかな?
素敵な街並みを歩き、家路に急ぐご主人様。ここでも良い気分。

そういえば、「いい加減」を「良い加減」にすれば良い。と誰か言っていたっけ!その日のご主人様は、実に「良い加減」でありました。