参議院選挙

昨日は選挙がありました。ご主人様は前日に投票致しました。
与党の圧倒的勝利でしたね。
所感としては、もう少し野党に頑張ってほしかった。与党に対して危機感を与えて欲しかったと思う。何でもかんでも自分の思考が思うようになってはそれは独裁者と同じであり、とても危険なことなのだ。一強であることに強い懸念を持つご主人様。
過半数の支持があったにせよ、少数の意見に聞く耳がなければ、良い政治はできないだろう。

投票率は54.70%であるが、今回は18.19歳の投票もあったことを考えると、やはり最低な数字ということになる。
ただ、興味深いこともある。一人区では野党も頑張っていたこと。
そして、福島県沖縄県では、野党が受け入れられた。
一番苦難を強いられている人達が与党はNO!と言っている。これをどう見るか?単純に今までの対応に対しての答えだろう。

さて、このところ、世界では大変なことが起きている。アメリカでは史上最大の銃乱射事件が起こり、その理由は同性愛者に対するヘイトクライムだと言う。
そして、バングラデシュではテロが起こり、日本人も犠牲となっている。これは偶然ではなく既に日本人もターゲットになっている事実を突きつけた。実に恐ろしい世の中である。

イスラム国」はイラク戦争が生んだ組織だという。
イラク戦争」は2003年イラク大量破壊兵器保有していることを理由にアメリカ、イギリス軍がイラクを攻撃したことから始まった戦争であり、結局のところ、その事実はなく、無駄な戦争であったのだ。最近、その報告書の内容が明かされた。
イギリスのブレア元首相はそのことに関して謝罪をした。
「当時は正しい判断だと思っていたが、将来的にどのようなことが起こりうるのかという思慮がなかった」と言うところだろう。

話は戻り選挙である。これから、与党は公約を守りつつ、そして、きっと、憲法改正もなさるだろうが、今だけの判断ではなく、日本の歴史も含め、未来に対して正しく検証されたい。と強く願う。
経済、景気ばかりをスローガンとしているが、何だか悲しくなる。それだけが幸せなのだろうか?
世界的に格差やヘイトが広がり、人の気持ちはどんどん不安になり歪んでいく。
日本はどのような道を歩んでいくのだろうか!
弱きものに手を差し伸べる「美しい日本」であってほしい。とここでも願う。