十二月大歌舞伎

俳優の成宮氏の突然の引退。素敵な俳優だけに本当に残念でならない。勿論、疑惑はきちんと晴らさないといけませんが、プライベートなことは全く問題にならないと思う。
今や、芸能界だけでなく、人様のプライベートや秘密を平気に面白可笑しくする方がいらっしゃいますが、これは、良くないですね。品がないです。
いつからこんな世の中になったのでしょうか?ね!

韓国の大統領の退任にはガッカリ。当初はとても応援していたご主人様。ご両親を政治の犠牲で亡くされた方ですから、きちんと汚点なく政治を行える人物だと思っていたのです。
結局、身内や友人と言ったプライベートな問題が浮き彫りになり、国のリーダーとしては、何とも早、みっともない形となりました。ただ、韓国の国民の正義にかける熱意には驚きました。それだけ政治や国を思っている表れなのでしょう。日本に足らないのはこういう熱意かな?

友人は選ばないといけませんね。
良き友人とは悪しきことには叱り、その人の人生が明るいものであることを願い、決して利益を求めない方を言うのです。
お陰様で、ご主人様の周りには心優しき方々が多くいることを、私は日々嬉しく思っているのです。

さて、歌舞伎に行ってきました。歌舞伎座、午後の部。
演目は「吹雪峠」と「寺子屋」。
「吹雪峠」はたぶん初めてかな?人の業の見苦しさがよく出てました。
寺子屋」は菅原伝授手習鑑の4段目の作品で、歌舞伎では、超有名なお話で人気のある作品です。ご主人様もよく見ましたね。
君主のために我が子の首を差し出すという実に悲しい話です。
母役の七之助さんが素晴らしかった。口説き(嘆き)のシーンでは思わず涙が出ました。
勘九郎さんも勘三郎さんそっくりのお声で、今や、貫禄もあり、これから歌舞伎界を背負っていく方だとしみじみ思いましたネ。
松也さんも中車さんも素敵で、あ〜〜〜歌舞伎はやっぱりいい!
今年は4回見たかな?来年もそのくらい行けたら・・・と思うご主人様でした。