続・ご主人様のシネマ

先日、ご主人様は「湯を沸かすほどの熱い愛」を見てきました。
良い映画でしたよ。邦画はあまり見ないのだけど、良い作品は沢山ありますね。

宮沢りえさん演じる主人公はまっすぐで実に清々しい。自分より、周りの人を考える方である。その主人公が余命の宣告を受けてしまう。
まずは1年前に家出した亭主を探し出し、そして弱っちい娘を一人でも生きられるように鍛える。映画の最後ではその理由がすべて明かされる。
セリフの中に「何かしてあげたいと思う人は、それ以前にその人からたくさんのものをもらっているんだよね」とある。

人に尽くす人は、やがては人に大切にされるのだ。
人は自分ありきではいけません。そんなのみっともないし、皆お見通しなのです。
宮沢りえさん、すごい女優ですね。
清々しい気分になりました。
心から温まる熱い愛を沢山頂きましたよ。

埼玉芸術劇場にある「彩の国シネマ」で見たのですが、駅前にはバラ園があって、たくさんのバラが咲いておりました。綺麗でしょ!
映画の後にバラを見て、ちょっと贅沢な気分でした。