続・ご主人様のシネマ

昨日、ご主人様はさいたま芸術シネマで「ルージュの手紙」を見てきました。大変良かったそうですよ。
フランスを代表する女優のカトリーヌ・ドヌーヴと『偉大なるマルグリット』などのカトリーヌ・フロが共演したドラマで、助産師として働く女性と、30年前に突然失踪した継母との再会が描かれている。
いきなり継母から電話があって「会いたい」と言う。継母は自由奔放でギャンブル好きとくる。嫌々ながら、継母と会うのだが、しこりは益々広がるばかり。しかし、あることをきっかけに急速にその関係が許せるものになっていくのだ。
継母役のカトリーヌ・ドヌーブが今更ながらお綺麗で、演技も素敵でした。娘役のカトリーヌ・フロも人間味があって素晴らしい。素直にその気持ちに入っていきました。
二人のカトリーヌが醸し出す愛のお話です。最後にルージュの手紙が届くところは、まさにフランス映画という感じでした。
助産婦さんという設定なので、出産シーンも多く、かなりリアル感がありましたね。
ロマンチックなパリの街並みや生活の場としてのパリ、フランス映画を見ていると、何故だか元気になります。いろんな人生があるものだと感じてしまうのです。そして、そのひとつひとつの人生がどれも愛おしく素晴らしいものに思えてしまう。
「セラヴィ これが人生さ」と。