昨日の雷雨は凄かったですね。吃驚しました。雷を見てはハラハラしているご主人様でした。被害がなければよいのですが・・・とちょっと心配。
それでも、今日はいくらか涼しくなって、季節の変わり目、空の上で起こることは仕方ないですね。
今日はさくらももこさんの訃報があり、これには驚きました。ちびまる子ちゃんも３０年。今や日本を代表する国民のアニメです。多くの方々に愛され続け、笑ったり、怒ったり、どれだけ癒され、元気を頂いたか知れません。残念です。悔しいです。それでも、ちびまるこちゃんは永遠に生き続け、これからも、皆さんに元気を下さるのでしょう。心よりご冥福をお祈り申しあげます。
さて、歌舞伎を観てまいりました。新作歌舞伎「ＮＡＲＵＴＯ」です。
いや〜あまりの面白さに興奮の連続でした。
「ＮＡＲＵＴＯ」は人気アニメの劇場版。忍者のお話です。
うずまきナルトは落ちこぼれながらも、忍者アカデミーを卒業し、長である火影を目指す若者。
いちはサスケは優秀でありながら、家族を実兄に殺された暗い過去があり、兄への復讐だけを胸に秘めた若者。
この二人が時にはいがみ合いながらも成長するお話です。
立ち廻りが凄い。現代的であり、歌舞伎的でもある。見事なアクションでハラハラドキドキさせられました。まさに痛快劇！
そればかりではありません。人情があってこれがもの凄く温かいのです。
ナルト役は坂東巳之助さん。サスケ役は中村隼人さん。錦之助さんのご子息ですね。時代はドンドン変わるのでしょうか。歌舞伎もこのところ新しい挑戦を挑み面白くなってきました。
伝統を知り、大切に守ることで新しい創作が出来るのです。
思えばスーパー歌舞伎は今の猿翁さんが考案したもので、当時は歌舞伎界からはあまり評価されなかったのかもしれませんが、今、こうして多くの観客が魅せられ楽しまれているのは、やはり、スーパー歌舞伎があってこそであり、猿翁さんの功績だと思います。
巳之助さんが、故・三津五郎さんによく似てきて、ご主人様はその様子に嬉しそうでした。こうして歌舞伎は続いてゆくのですね。
会場は若い女性で溢れて満員御礼。こんな歌舞伎は初めてでした。ライアンに報告したら悔しそうでしたよ。
