続・本を読むご主人様.

今、スポーツではいろんな大会があって、皆、凄いな〜とその活躍に微笑んでいるご主人様。然しながら、問題は次々と起こりますね。
正々堂々と明るく爽やかは、難しいことだと痛感いたしました。選手たちは若き同志たちには希望であり憧れであり、国民にとっては、その活躍は大きな励みと勇気を与えるのです。選ばれていることの自覚を持って頂きたいですね。勿論、その指導に当たる方々もですが。

さて、ご主人様の本です。
下重暁子氏の『家族という病』と『極上の孤独』です。新書でベストセラーですね。

家族の実態をえぐりながら、家族って何だろう?を問う作品で、映画の『万引き家族』を見た時も家族って何だろう?と思いましたが、一家団欒という家族神話は、もはや幻想なのでしょうか?
一人ひとりが自分に責任が持て自立してこそ、豊かな家族になれる。そんな気が致しました。

『極上の孤独』も面白かった。
群れを好む者には成功者はいない。孤独とは誰にも頼らず、自分で決め、実行できる人であり、選ばれし者でもある。
苦しい程の辛さを経て、本当の孤独を味わい、愛せる人だけが自由になれるとあります。
間違ってはいけないのは、それは寂しさではないということです。
今だからこそ「家族」「孤独」と向き合うのは必要なことかもしれませんね。
ご興味のある方が是非是非。