ご主人様の本便り

 

今日は涼しく、秋が来たな~という感じですね。昨日の十五夜のお月様、見えましたよ。勿論、お礼を申し上げました。

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綺麗には撮れませんが、真ん丸の満月でした。見れてよかった。

今日の公園です。お散歩が気持ち良かった。木々も夏の暑さから生き返ったようです。

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さて、ご主人様の本の時間です。

最近、レイモンド・カーヴァーの短編を読みました。アメリカを代表する作家で、ブルーカラーの世界(労働者社会)を書かせたら、この人の右に出る作家とはいない。とまで言われています。村上春樹氏の翻訳で有名です。

ホワイトカラー(上流社会)ではなく、ブルーカラー(労働者)です。アメリカの移民だったり、非常に辛い世界がアメリカにもあるのでしょう。というか、国民の殆どがブルーカラーに属するのだと思います。上流と呼ばれる方は一握り、日本だってそうでしょう。

知人が面白いと言っていたので、読んでみたのですが・・・

何と言うか、よく分からなかったです。村上春樹氏は絶賛するのですが、きっと、アメリカならではジョークやブラックユーモアが、文章の中にテンコ盛りにあるのでしょうが、それが読み取れませんでした。ちょっと悔しい気分ですね。面白さが分からないというのは、それだけの力がないという事ですからね。

アメリカに長い事、生活をしていた方に言わせると、〈アメリカに暮らした経験がないと分からない〉とのことでした。

なるほどそうだったのか!ご主人様が知らないアメリカの深い闇、怒りがあるのですね。

これに懲りず、また読みたいと思いました。別な小説も読みたいですね。

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