続・ご主人様の芝居便り

 ご主人様は先日、さいたま芸術劇場でお芝居を見てきました。

シェークスピア『終わりよければすべてよし』です。

故・皆川幸雄氏の意思を継ぎ、吉田鋼太郎氏が芸術監督としての最後の作品になります。

この作品はとある伯爵、バートラムに恋をする孤児のヘレンを中心に描かれています。

身分違いの恋。それでも、一途に思うヘレン。その深い愛は切なくて、ただただ脱帽いたしました。

そして、好きなバートラムを振り向かせるために、ある作戦を練るのですが・・・

終わりよければすべてよし。シェークスピアの小粋な駆け引きが面白かったです。

主演は石原さとみ藤原竜也、そして吉田鋼太郎氏です。素晴らしかったです。最後とは言わず、これからもシェークスピア、見たいものです。

会場は満席。大きな拍手に包まれ、観客はスタンディングオベーション。そして、笑顔の皆川氏のお写真が飾られておりました。

 他にシェークスピア全集展も行われており、こちらも楽しかったです。

f:id:salii:20210522173936j:plain
f:id:salii:20210522175656j:plain