韓流ドラマ「シークレット・ガーデン」

昨日はY子が遊びに来ました。妹が来るとなるとやたら、部屋を片付けるご主人様。
とにかく「あ!ここが汚れている。○○ちゃん、ちゃんと掃除してる?」「あ!お肌が荒れている。やだ〜どうしたの?このお腹〜」とか、とにかくいろんな事を言うのであるが、全て当たっているのだから文句は言えない。
Y子はいつも可愛いお土産を持ってくる。例えば「美尻クッション」とか「クレンジングもOK石鹸」とか「高級コラーゲン」とか・・。昨日は「足の角質をとる石鹸」を持ってきた。
ご主人様は本当に美容に無頓着なので、妹として一生懸命、綺麗にしようとしているのである。
ありがたい妹である。ご主人様はちょっとサイズが小さめの洋服をY子にプレゼントすると、「やだ〜有難うお姉ちゃん」と急にお姉ちゃんになるのである。可愛い妹でもある。
女が二人揃うと、何をするかと言えば、それは『おしゃべり』。
友達の何とかがこうでああで・・・・それでそうして・・・と世間話。
そうこうしていると話は韓流ドラマになる。二人の共通話は「シークレット・ガーデン」。面白いよね。ありえない話だから楽しい〜なんて話す。
ドラマのストーリーは超お金持ちの青年と超貧乏な女の子とのラブストーリー。(韓流ドラマはいつもそうだけど)その中に『魔法』も加わり、なんと、二人の肉体が変わってしまったりするのだ。相手になってしまうのです。「相手になるということは相手の気もちが分かるってことでしょ。それっていいんじゃない。相手のことが理解できるし、どれだけ大変なのかが分かるし・・・愛が深まるじゃない?」と、とんでもないロマンチックを話すトンチンカンなご主人様なのだ。
「何を言うのですか!大体ですよ。相思相愛で同じくらいの気持ちでいるカップルがどれだけいると思うの?寂しいからとか、本当に好きな人がいないからという理由で付き合っている人もいるし、世間体やプライドだけで嘘の結婚生活をしている人や、生活の為だけだったり、もしかして他に好きな人がいるかもしれないじゃないですか!相手の気持ちが見えたら、愛が深まるところか、半分くらいのカップルは別れちゃいますよ。悲しきかな、そんなもんなんです。だから、だからね、人の気持ちは見えないほうがいいのです。」と私。
私の声が届いたのか、「でもドラマだからね。現実にはありえないことだし」とご主人様。
そうなのです。ありえない話だから面白い。若い美男美女の恋愛や怪獣や宇宙人が出てきても自分には関係なく、遠い存在だから楽しいのです。
さて、Y子は早めに帰らなくちゃというので、軽くご飯を食べて帰ろうということになり、近所の回転寿司へ。(これがまた安くて美味。いろんなネタがあるので見ているだけでワンダーランドなのだ。)
そこではご主人様の甥のRの話が出る。Y子の話を聞き、逞しいお母さんぷりに感心するご主人様。安心っていいね。家族や身内に心配や不安がないのは本当に有難いな〜とつくづく感じた一日でした。