一喜一憂の今日この頃

 今日は久しぶりにお天気でした。たまった洗濯物をこれでもかと思うくらい、洗濯を致しました。窓も明け放し風を入れて、気分はスッキリです。

 さて、この秋に安倍元総理の国葬を行うとのニュースがありました。これには驚きです。国葬とは、どんなものかと調べると、国家に功労のあった方でその死に際し、国家の儀式として国費をもって行われる葬儀であるといいます。

 過去にそのような扱いを受けた方が戦後では吉田茂氏、そして昭和天皇だそうです。

 安倍氏は政治家として、外交においての功績はあるものの、諸々の問題に疑惑を残し、きちんとした弁明を行ってこなかった方でもあります。一時は忖度と言う言葉が世間にあふれておりました。そして、安倍氏の周りで何人かの方が命を絶っているのです。自ら掲げる政策も首をかしげることが多々ありました。

 失礼ながら、どのように考えても、先の吉田元総理とか、昭和天皇と並ぶ人物とは思えないのです。しかも、国費は税金で多額です。現在、日本は円安で経済もままならない状態であり、そう思うと、この国葬を国民は本当に喜べるのかとやはり首をかしげてしまいます。

 銃撃した犯人は、動機として、母親はとある宗教団体に入信し、多額な献金をし、家庭が崩壊した。とある宗教団体にその恨みがあったようです。そして、その宗教団体を推奨するビデオに安倍元総理が出ていたのを知り、やがて怒りの矛先は安倍氏に向けられたそうです。

 政治と宗教団体との関係は、つきつめれば政治とカネということになるのでしょうか。今回のことで、安倍氏の死を悼み、二度とこのようなことが起らないようにと願いつつ、宗教問題が改善されることを願います。

 天気予報で一喜一憂し、ニュースを見ては一喜一憂しております。明るく楽しい話がしたいとつくづく思います。とご主人様は言っておられました。

悲しい訃報

 悲しい訃報がありました。安倍元総理大臣が銃撃に遭い、お亡くなりになりました。本当に残念でなりません。

 何故、このようなことが起きたのか?

 防ぐことはできなかったのか?

 そのような問いかけを何度もしております。

 ニュースを見ると様々な声が聞こえます。

 大変ご立派な政治家だった。偉大なリーダーでした。

 特に外交では、自ら出向き、世界のリーダーと向き合い、会話をし、大変な評価を得ていた。

 長年にわたり、日本のリーダーとして総理大臣をされていたことも、各国より信頼されていた要素であったようです。

 人としても、誰にでも声をかける気さくなお人柄で、一度でも会うと、応援をしたくなるような方で、人としての魅力があった方でした。

 しかしながら、別の面を見ると、森友、加計問題、桜を見る会と疑惑を感じずにはいられない問題も多々ありました。

 アベノミクスも、富裕層がより富裕層になったというイメージが強く、一般庶民にはあまりその手ごたえはありませんでした。

 光り輝くオーラもありましたが、どこまでも続く暗い影もあったように思います。

しかしながら、このような事件は何があっても許せないことです。

安倍元総理大臣にはお元気で、政治の世界に意見を述べてほしかったと悔やまれます。

選挙では自民党の圧勝でした。安倍氏の同情票もあったかもしれませんが、これからの政治の中に安倍氏のやり遂げたかったことや、また、疑惑の釈明も含んで、より良い社会の構築をしていただきたいと思います。

 国は、国民を幸せにする義務があるのだと思います。

 幸せとは希望です。今は辛くとも、必ずしや明るい未来が待っているという希望。

 どのような立場の方でも、どうような環境に置かれている方でも、人は公平であれ!平等であれ!誰もが生きる意味の希望を持ち、生きやすい社会であってほしいと思います。そして、このようなことが二度と起こらないようにと切に思います。

 TVでは安倍元総理大臣を乗せた黒い車を映していました。その映像をみて、ご主人様は「有難うございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と言って、うつむき、手を合わせておりました。

 

 

ご主人様のフラワー便り

 本当に梅雨が明け、暑いですね。異常な暑さです。これからの夏はどうなるのでしょうか?節電と熱中症とコロナ対策で、はや、お疲れ気味のご主人様です。

 さて、この暑さの中、お仲間とゴルフに行ってまいりました。最後はバテバテですが、楽しいゴルフでした。やはり、昔ながらのライアンのお仲間ですから、楽しくないわけがありません。雲がもくもくと素敵でつい、写真を撮ったそうです。どうです?

綺麗なコースでしょ。この間、TVでも紹介されておりました。

 ご主人様はフラワーアレンジをなさっているので、癒しと言えばやなりお花です。時々活けているようですね。

マリリスが咲きました。ちゃんと、時期が来ると咲いてくれて嬉しいですね。

 以前、お友達から頂いたガポット。新しい葉っぱが気持ちいいです。大きくなり育って、これも嬉しいですね。



 これは100円ショップで買ったものです。

色とりどりのフラワーたち。

 近くの公園では紫陽花が綺麗でした。

 これからは本格的な夏です。あ~~どうしよう!しっかり暑さ対策をして過ごしたいと思います。ゴルフはしばらくはお休みです。とご主人様でした。

ご主人様のシネマ便り

 やはり梅雨でジメジメと蒸し暑いですね。先週、少しだけ青空がありました。こんな感じでしたよ。

 さて、ご主人様のシネマです。よく、埼玉にあるさいたま芸術シネマに伺うのですが、先月、今月とご主人様はみてきたそうです。

 まずは、「五月の花嫁学校」これは1967年のお話なのですが、このような学校があったそうです。主演はジュリエット・ピノシュ。好きな女優さんです。

 妻は夫に家庭に尽くし、夜はネグリジェを着るそうな・・・思ったことは、この50年で女性の地位が変わったことです。凄い進化だと思いました。頼ましく自由を求める姿に共感です。歌の先輩のNさんとご一緒して、映画の後はランチして、いっぱいおしゃべりをして、ひさしぶりに楽しかったです。ガールズトークもたまには良いですね。

 そして今月は「幸せの答え合わせ」

 29年続いた夫婦。うまくいっていると思っていたのですが、突然、夫から別れを言われるのです。結婚というものはお互いが歩み寄らないと難しいということが分かりました。傲慢で自分中心のちょっと嫌な女性をアネット・ベニングが熱演してました。自然と美しい詩が印象的でした。

 そして「帰らない日曜日」これはカズオ・イシグロの原作です。

 これは第一次世界大戦後のイギリスが舞台です。

 主人公は孤児でメイドをしていて、なんと、名家の息子に恋をしているのです。二人は時々、人知れず逢瀬を重ねていたのです。

 その日は素晴らしい日でした。二人は愛し合い、幸せな時間を過ごすのです。しかし、その後、彼が車の事故で亡くなった知らせが入るのです。

 最も幸せな日は最も悲しい日になる。こういう事も決してないとは言えないですね。

そして、その女性は彼のことを忘れないために作家になった。という話ですが、本当に切ない映画でした。田園風景が綺麗でした。

 最近は「トップガン・マーベリック」が人気だそうですね。ご主人様も見たいと言っておりましたよ。

 

ご主人様の音楽便り

 早いものでもう六月になってしまいました。物価が上がってますね。光熱費も。何とも言えない不安を感じている今日この頃です。

 このひと月、いろんなことがありましたね。

 知床半島の遊覧船の悲惨な事故がありました。きちんとした対応をしていたら、必ずしや防げた事故だったと思うと、言葉も出ません。本当に恐ろしいと思いました。

 山口県の阿武町では、4630万円のご送金があり、間違って振り込まれた方は何と、ネットカジノで使い切ってしまったという。考えられないことです。

 しかし、その代行会社がそのお金をある程度、回収したというのです。よく分からないことばかりです。ネットカジノも初めて聞きました。こんなこともあるのですね。

 バイデン大統領が訪日され、世界が動く感じがしました。

 BTSはホワイトハウスに招かれ。アジアンヘイトの実情を訴えたそうです。素晴らしいです。感謝!明るいニュースでした。

 そして、カンヌ映画祭では是枝監督の作品でソン・ガンホ氏が主演男優賞を獲得しました。「パラサイト」「チング」「タクシー運転手」でも素晴らしい演技をされておりました。名優さんですね。

 韓国では新しい大統領、ユン・ソンニョル氏が誕生しました。いろいろな事柄がありますが、日韓関係もよくなればと密かに思います。そしてウクライナとロシアの戦争、早く終わってほしいです。より良い解決はないのだろうかとご主人様は案じておられました。

 さて、ご主人様の音楽便りです。ご主人様は時間があると、ピアノを弾いたり、歌を歌ったり、CDを聞いたりします。最近、購入したCD をご紹介。といっても、ここ2年くらいですが。

 2020年のある日、ふと、ラジオをつけたら、素敵な歌声を聞こえてきました。それは藤井風さんで、この時から隠れファンになったようですよ。歌の内容も優しくて、歌声はソフトで、お若いのに、才能も色気もあって素敵ですね。

ファーストアルバムに、最近出たセカンドアルバムです。

 東京事変のアルバム。素敵なアルバムで椎名林檎さんの才能が溢れてました。

 市原ひかりさんのアルバム。大変、有名なトランペッターなのですが、まぁ、スキャットやアレンジがミュージシャンならではのお洒落感があって、楽しいアルバムでした。

 そして、ビリーホリディ。以前からオウチには数枚、CDはあるのですが、とあるアルバムが欲しくて検索したら、それが結構な高値になっているのです。(昔のアルバムで、生産もしていないので、誰かが売らない限り、必然と高くなります)

 それで、諦めていたところ、「セブン・クラシック・アルバム」という、何枚かのアルバムがまとめて入っているものを見つけました。かなりお得なアルバムです。

 ビリー・ホリディはジャズの女王と言われたシンガーです。その魅力がいまだ分からないのですが、それでも何が素晴らしいのかを知りたいという思いで聞いているとご主人様は言っておられました。NO1とNO2で15枚のアルバムが収められています。

 気分転換には音楽は最高のお友達ですね。

 

ご主人様の本便り

 最近、じわりじわりと物価や光熱費が上がっている気がいたします、と言うか、世界的にも実際に上がっていますね。結局は、エネルギーの問題なのでしょうか?海の向こうの争いは何とかならないものだろうかと思います。

 避難している市民への支援とかは勿論、大切なものではあるけれど、武器の調達とかになると、それは戦争を長引かせるものではないか?と疑問を持ってしまいます。重要なことはこの戦争を早く終わらせることだと思うのだけど・・・とご主人様は思っているようです。

 今日は雨模様。そんな時は家で静かに本を読むか、音楽を聴くか、がいいですね。

さて、久しぶりにご主人様の本便りです。最近、作家別に読んでいるようです。

 まず千早茜 著 「透明な夜の香り」

 これは依頼者の望む香りを作る天才調香師の連作短編集で、その調香師の無臭の透明感が素敵でした。例え、その香りが破滅に導くとしても・・・

ミステリーチックで純粋で、最後は人肌のぬくもりが感じられました。

「人形たちの白日夢」

 青いリボンと人形たちが紡ぐ幻想小説でした。童話だったり、ダークファンタジーだったり、その妖艶さにゾクゾクしました。

 

「からまる」

 本当に人間関係がいつの間にか、からまる話で、生きづらさの中に懸命の生きる人々がいて元気になりました。

「西洋菓子プティ・フール」

 祖父が経営する菓子店で、働くパティシエの孫が主人公。菓子店プティ・フールで出合う人々のそれぞれの人生、人間模様を語ったものです。読後感はさわやかで、明日も頑張ろう!と言う気持ちになりました。

 

「魚神」

姉弟のような育った二人は、まるで恋人のように結ばれているのです。貧しさゆえに別れ別れになり、そして再会する。幻想小説で不思議な怪しさもありますが、永遠の純愛の話でもあります。新人賞の作品です。

「男ともだち」

 決して恋人でもない。でもずっと気になるともだち。何故か気が付けば、いつでもそばにいる「男ともだち」そんな人がいたらいいなと思います。友達以上、恋人未満。だからこそ、何でも言える。もしかしてその関係は消化不良かもしれませんが、面白い小説でした。

 

『恋愛中毒」山本文緒 著

 昨年 お亡くなりになった作家です。どうしても読みたかった本です。

 人を愛するあまり、真面目で不器用なゆえ、人を傷つけてしまう。うまく社会に溶け込めず、自分の殻にうずくまる。とても苦しい小説でした。そして、それは誰にもあることだと思いました。これは名作ですね。

「再婚日記」

 これはそのまま題名通り。著者の再婚した時からの日記です。

何でも、著者は鬱病だったようで、その様子が詳しく、生々しく描かれています、そして、その申し訳なさや不甲斐なさや、傍にいる方々の感謝とか綴られています。

 昨今、心の病に係るニュースも多いですが、本当に、辛い病だというこが分かりました。それでも元気にいようとする姿に心がキュンとなりましたね。

 

「天使の骨」「白い薔薇の淵まで」中山加穂 著

 実は先ほどの「再婚日記」の中に偶然、中山可穂氏の本が挙げられており、どんな小説なのかと思い、読んでみました。同性愛の小説した。自身もカミングアウトされているそうで、大変面白く読みました。新たな世界観を知りえるのは、本好きのご主人様には有難いことですね。

 二冊とも、切なく、同性愛ゆえの苦しさも垣間見えます。それでも、愛は美しく純粋なのです。それぞれの主人公にエールを送りたい気分です。

 

「ヘブン」川上未映子 著

 この小説は凄く読みたかったのですが、中々手に取ることが出来なかった小説でもありました。何故なら、いじめの小説だからです、きっと、読めば、苦しく、辛い気持ちになるのが分かっていましたから。実際に読むと、その悲惨さや不条理さや、あえて、抵抗しないいじめにあう人の信念があって、それが胸を打つ。

 強く激しい言葉、心を揺さぶる文章の力には只々、脱帽です。最後には光が見えたような気がしてちょっと安心しました、是非・・・

「オルタネード」加藤シゲアキ 著 

 これは昨年、評判になりましたね。オルタネードとは高校生限定のマッチングアプリ。現代の若者の気持ちがよく出ていて、凄いなと思いました。様々な思考が渦巻く悩み多い青春小説でした。著者はアイドルでもありますが凄い才能ですね。

「鏡の背面」篠田節子 著

 救いを求める館の先生である人が亡くなった。その女性は皆から敬愛される人物。だが、亡くなったのは違う女性だった。というミステリーです。

 著者の小説にはいつも社会の情景が描かれています。この本にも格差社会とか、行政からこぼれ落ちてしまう人とか、宗教とか、あらゆる問題を抱える女性たちが描かれていて、それはとても苦しいのだけど、それでも、きちんと読まなければという感じがしました。最後には希望が見えて、ホッとした小説です。

 ということで、ご主人様の本便りでした。

 ご主人様も随分、お読みになりましたね。今は何を読んでいるのかしら?

ご主人様のミュージカル・ジャズ便り

 数日前に俳優の渡辺裕之さんの訃報があり、大変驚きました。そして、昨日はだちょう倶楽部の上島さんの悲しいニュースがあり、本当に残念でなりません。

 お二人とも、ご主人様がお好きな方だったので、少なからずショックを受けております。

 コロナ禍ということではありませんが、ご主人様はお花のサークルをされており、昨年はお仲間のお一人がお亡くなりになり、悲しい思いを致しました。まだお若い方でした。

 そして、お仲間のご家族のご不幸も耳にしたこともあります。先月はライアンと生前からのお付き合いがあったT氏のご不幸もあり、なんというか、そういうお話をよく耳にするのです。それは、ご主人様の年齢や、また、今の世の中なのか・・・海の向こうの戦争のせいか・・・悲しいニュースは聞くのも辛くなります。

 生と死は背中合わせ。それでも、日々、精一杯生きることが大切だと改めて思います。とご主人様は言っておられました。

 さて、話は変わりますが、ご主人様は久しぶりにミュージカルを見ましたよ。

四月は君の嘘

 コミックが原作だそうですが、素敵でした。

 主人公は天才ピアニスト。ある時、お母さまを亡くしてからピアノの音が聞こえなくなり、絶望の淵にいたのですが。ある女の子に出会い、徐々に世界が変わり始めるのです。純愛の切なさを秘めた再生の物語でした。歌声も演出も素晴らしかったです。満員御礼でしたよ。

 そして、今度はジャズです。「ステージ・コミュニティ」というコンサートがあり、師である金丸正城先生も出演されるということで伺いました。

 本当に久しぶりに、生の音楽を聞き、それぞれのパフォーマンスに触れて楽しかったです。先生は大トリでしたが、流石!素晴らしかったです。カッコ良かったです。

 ピアノ・ギター・ドラム・ベース・サックスフォン・トランペット・・・美しい音色にうっとりと聞きほれていました。オンラインではありえない豊かな臨場感がありました。勿論、沢山の元気を頂きました。

 悲しいことも寂しいことも、辛いことも不安なことも、いろいろあるけど、それでも、楽しいこともあるのです。幸せなこともあるのです。それは、自分へのご褒美ですね。きっと。