悲しい訃報

 悲しい訃報がありました。安倍元総理大臣が銃撃に遭い、お亡くなりになりました。本当に残念でなりません。

 何故、このようなことが起きたのか?

 防ぐことはできなかったのか?

 そのような問いかけを何度もしております。

 ニュースを見ると様々な声が聞こえます。

 大変ご立派な政治家だった。偉大なリーダーでした。

 特に外交では、自ら出向き、世界のリーダーと向き合い、会話をし、大変な評価を得ていた。

 長年にわたり、日本のリーダーとして総理大臣をされていたことも、各国より信頼されていた要素であったようです。

 人としても、誰にでも声をかける気さくなお人柄で、一度でも会うと、応援をしたくなるような方で、人としての魅力があった方でした。

 しかしながら、別の面を見ると、森友、加計問題、桜を見る会と疑惑を感じずにはいられない問題も多々ありました。

 アベノミクスも、富裕層がより富裕層になったというイメージが強く、一般庶民にはあまりその手ごたえはありませんでした。

 光り輝くオーラもありましたが、どこまでも続く暗い影もあったように思います。

しかしながら、このような事件は何があっても許せないことです。

安倍元総理大臣にはお元気で、政治の世界に意見を述べてほしかったと悔やまれます。

選挙では自民党の圧勝でした。安倍氏の同情票もあったかもしれませんが、これからの政治の中に安倍氏のやり遂げたかったことや、また、疑惑の釈明も含んで、より良い社会の構築をしていただきたいと思います。

 国は、国民を幸せにする義務があるのだと思います。

 幸せとは希望です。今は辛くとも、必ずしや明るい未来が待っているという希望。

 どのような立場の方でも、どうような環境に置かれている方でも、人は公平であれ!平等であれ!誰もが生きる意味の希望を持ち、生きやすい社会であってほしいと思います。そして、このようなことが二度と起こらないようにと切に思います。

 TVでは安倍元総理大臣を乗せた黒い車を映していました。その映像をみて、ご主人様は「有難うございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と言って、うつむき、手を合わせておりました。