パンダは優秀な外交官

先日、上野動物園のパンダ「シンシン」に赤ちゃんが生まれた。男の子だそうですね。嬉しい!こんなニュースは大好き。世の中が明るくなるものね。
だが、良く聴けば、シンシンは2年経ったら中国に返還するのだそうだ。
エ!日本で生まれた赤ちゃんも?勿論そうだということです。それってもしかして「レ・ン・タ・ル」だったの?うそ!
恥ずかしながら、そんな事、私は知らなかったです。(反省)
思えば、あの愛くるしい笑顔、可愛い仕草で世界を魅了しつづけるパンダ。
だが、その裏で世界レベルの友好を果たすという重たい任務を課せられていたのだ。
誠に優秀な外交官である。本当にパンダは偉いゾ。勿論、犬だって眼の不自由な方や犯罪の匂いを嗅ぎ取るなど、皆様のお役に立てることもあるが、国際レベルではないのだ。ましてや私は何も貢献していない。何だか、ちょっぴり、私、落ち込んでしまいました。パンダが大きく大きく感じられた一日でした。
さて、私が落ち込んこんだせいか、何故かご主人様も落ち込んだそうですよ。
ご主人様は先週の土曜日だったかな?ひさしぶりにゴルフにお出かけになられました。勿論、用意周到のご主人様。遊んでいるようでもちゃんと練習もするのです。何と、バッチリではありませんか?
大きいクラブから小さいクラブまで、ちゃんと練習したのです。
なので、この日は内心、ウ・シ・シ・・・だったのです。
ところが、その日の天気予報は「不安定な天候」とある。実際、雨が降り、曇りになれば蒸し暑く、晴れたと思えば風がビュビューなのだ。まことに不安定。勿論、ご主人様は素直な方ですから自然には勝てず、不安定な結果となりました。ちょっぴりご主人様は反省したみたいですヨ。
だが、その後は楽しい時間が待ってました。
池袋のあるお店に直行。実はここの大将(ライアンが何十年もお世話になっているお方)が今年「古希」を迎えるのだ。
そのお祝いに駆けつける。紫色のちゃんちゃんこを着て、なんだか照れくさそうでありながらやはり幸せそうでありました。
そんな姿を見るのは、ご主人様もライアンも嬉しい。
思えば、「還暦」とか、ましてや「古希」とか、おおよそ関係ないと思っていたが、ここ最近、そんなお祝いに参加することが多い。ふと見渡せば、アレ〜〜〜還暦予備軍が沢山いるではないか!(ご主人様だってその一人。ア!いけない言っちゃった。)古希予備軍だっているのだ。そうだったのか。もうそんな事になっているのね。と急に吃驚なご主人様。(急に慌てる事ないでしょう。と私)
ある人がこんな事を言いました。「50歳になって特に大きな病気をしていなければそれだけでラッキーですよ」と。「還暦」という一つの節目を健康で迎えられるのは本当に幸せだし、ましてや「古希」はなおさらである。
ご主人様は何が何でも長生きしたいとは思わないけれど、今日の出来事で、やはり、健康には気をつけて、やがて来るお祝いを迎えたいと思ったそうです。
ちょぴり凹んだこころは元通りのふっくら心に変わり、良き一日となりました。
『大将!おめでとう。』