生き残った桜

四月の雪」っていう映画があったけど、本当に雪が降りましたね。確か4月8日っだったかな?それ以来、寒の戻りと言うか、寒い日が続いて、絶不調のご主人様。
何でも、今年は「春一番」がなかったそうで、ニュースを聞くと、そういう年は、雷雨に台風に竜巻など、通常よりも天候が荒れるそうな・・・
「春」っていうのは、律儀なお方なのね〜。南風が勢いよく吹あげ、「春一番」となる。その合図をちゃんと聞いたうえで、「春」の準備をするのだけど、今年はそれが無いため、どうしたらいいのか?分からなくなっちゃったのね。
とにかく、荒れ模様であることの心づもりをしなくてはね!

さて、先日、所用があり、九段下に行きました。ついでに千鳥ヶ淵も見物して、その緩やかな曲線に、しばし、ウットリ。
すっかり葉桜になっていたけど、それでも、微かに桜は残っていて、嬉しくなりました。
今ある桜は、花嵐の後に咲いたのか?それとも、雨にも、風にも負けず頑張ってくれていたのか?
私達に最後の楽しみを与えるために生き残ってくれたような気がして、ご主人様は思わず、「ありがとう」そして、「また来年もお逢いしましょう」と、呟くのでした。
まずはご挨拶。この合図を受け取って、暖かな「春」になって欲しいな〜