ダニーボーイ

ずーと梅雨空で、スッキリしませんね〜。時々はお日様が見えないと、うつうつになってしまいます。早くも、お店では「夏物バーゲン」が始まり、すでに夏をあきらめて・・・状態かな?

なでしこジャパンは明るいニュースでしたね。決勝では負けてしまったけど、本当によく頑張りました。強いアメリカから点を奪っただけでも凄い!と思う。しかしながら、男子サッカーとは環境も扱いも格差があって、ちょっと残念。こんなに頑張っているのに、何とかならないのかな?なんて思いますね。

さて、先日、三槻直子先生のボイストレーニングが、とあるカルチャであると聞き、伺いました。久しぶりに先生にも逢え、嬉しかったワ。
「ハイ、お腹に息を入れて・・・頭蓋骨に響かせて・・・・」と先生。
腹式呼吸は何ぞや!と10年以上も聞いて、教えて頂き、頭では分かっているのだけど、今だ、よくできていないご主人様。頭と体が一致することって難しいのです。

課題曲は「ダニーボーイ」。
息子を戦場に送り、帰らぬ息子に愛のメッセージを送り、祈り続ける母の唄。とても悲しい歌です。日本版「岸壁の母」ですね。
以前、新潟在住のジャズシンガーの方がこの歌を歌われて、凄く感動したことを覚えている。
新潟は日本海に属し、土地柄、海の向こうは異国である。北朝鮮拉致問題の訴えや署名運動も盛んで、それを見る度に、その辛さに身がつまされる思いになる。と言っていた。まさに「ダニーボーイ」の母の気持ちなのだ。
戦後70年。何故か別な要因から、「戦争反対!」の声が響く。今年はきちんと、過去と向き合わないといけない。そう思います。戦争を知らない子供たちが大人になり、記憶が曖昧な事を理由に、新たな解釈になってはいけない。と切に願う。
そういう意味で、この「ダニーボーイ」は良い教科書ですね。少なくとも、貴方をいつも案じ、深く愛している人がいることを伝えるためにも、長く忘れずに歌い続けて欲しい。
今日は七夕!とにかく「みんなみんなお幸せに」とお祈りするご主人様。雨が降らなければいいのだけどな〜。