ご主人様のシネマ便り

 コロナの感染者が増えているようですね。これからどうなるのか? どうすればよいのか? 塩野義製薬のワクチンも承認されず、出口が見えないまま、ただ、今まで通りに大人しく収まるのを待つしかないのでしょうか。ニュースを見るたび、鬱々としているご主人様です。

 羽生結弦選手が引退をし、今後はプロスケーターになるという報道がありました。寂しいことではありますが、十分すぎるくらいにやり遂げたと思います。素晴らしい選手でした。長い年月の間、数々の感動を与えて頂きました。感謝の気持ちしかありません。これからも勿論応援させてくださいね。そんな気持ちです。

 さて、ご主人様のシネマです。ご主人様は先日、「エルヴィス」を見たそうです。もうすごく感動したと言っておりました。

 「エルヴィス」はあの伝説のロックンローラーエルヴィス・プレスリーの映画です。それによると、エルヴィスは子供時代を黒人移住地区で暮らしていたそうです。そして、黒人音楽、いわゆるゴスペルを聞き、影響を受けたとあります。なるほどだと思いました。あの心を揺さぶる歌声はゴスペル以外の何物でもないのですから。

 エルヴィスはシャイで、甘えん坊で、ナイーブな青年です。人前に出るなどとんでもないと思いしや、ステージに出た途端にまるで水を得た魚のようなパフォーマンスを繰り広げるのです。

 スターの階段を上り、輝く光を浴びるエルヴィス。そして、一人の人間により、食い物にされる闇の中のエルヴィス。まさに、光と影。

 エルヴィスをオースティン・バドラーが、悪名高いマネージャをトム・ハンクスが演じておりました。素晴らしかった。今も思い出すと、その一場面が浮かんできます。

 まだ上演しておりますので、是非・・・