向日葵

 このところ、少しばかり涼しく感じますが、少し前はもの凄い猛暑でした。そして、ある場所では大雨で洪水が起きたり、世界のどこかで熱波で草木が燃え、毎年のように起こる自然の現象には只々見守るしかないという気がいたします。

 政治と宗教団体の結びつきが問題視されています。まさに政治とカネ。実はスポーツにも関係があるんですね。オリンピックも金メダルではなく、カネの世界だとは驚きました。公人と呼ばれる方々はきちんとしていただきたいとつくづく思いますね。

 今日は広島原爆の日です。あれから77年だそうです。この非道で残酷な出来事を忘れてはなりません。そして、世界に向け伝え続けなくてはならないのです。

 ご主人様は勿論、戦後の生まれで、この出来事を目の当たりにしてはおりませんが、それでも、八月の太陽を見ると、なんとも悲しい過去の歴史を考えてしまいます。

 どうか、この悲しみが二度と起こりませんようにと祈りばかりです。

 さて、ご主人様はとある夏の日に向日葵を飾ります。亡き妹が好きな花だからです。

ケーキもお供え致します。すると、不思議なことに嬉しそうに笑う亡き妹の顔がふっと浮かんでくるのです。

神壇に飾るゆりも綺麗に咲いています。

 八月はお盆があるせいか、懐かしい思い出がふと蘇ってきたり致します。

 それは一斉に鳴くせみ時雨のせいでしょうか。

 きっと、その鳴き声がいろいろな夏を思い出させるのでしょう。そのように思います。とご主人様は言っておられました。