「半沢直樹」最終回!じぇじぇ!

この3連休、いかがでしたか?この2日間、ご主人様はゴルフに行きましたよ。思ったより、残暑がきつくて、もうクタクタ状態。ここ5年位は、ゴルフは楽しみと言うよりは体力勝負と思うようになり、年と共に体力のなさを感じているご主人様。でも、何とか廻り、楽しかった。やはり、動いて汗かいて・・・それはそれは気持ちは良いものなんです。
宴会も終わり、帰り支度をして、いざ車に乗ると、じぇじぇ!「超渋滞」。その時、気が付いた。そうだ、今日は「半沢直樹」なのだ。何とか9時には家に帰らなくちゃ・・・と気が気じゃない状態になったけど、大丈夫でした。家に着いたのは20:55で、帰るなり、早速TVを付け、ライアンと二人でどっしりと構え、ドラマを見る。じーーと身動きせずに見る。CMが始まると、お茶を用意したり、トイレに行ったりと忙しいご両人。
しかしながら、このドラマにあるような悪い上司がいるのかな〜?と思っていたら、やっぱりいるよね。勿論、5億円や120億円というお金はないにしても、世の中には根性の悪い人は沢山いるのだ。このドラマは銀行の方もよく見ているようですね。
銀行と言えば、預金のお客様にはにこやかに接し、お金を貸してほしいと頼むと渋い顔になり、返せなくなると、それは恐ろしい人となる。だって、一早く取り立てするのは銀行でしょ。
さてさて、半沢直樹は憎き大和田常務に土下座をさせ、100倍返しを見事にやってのけた。ここまでは痛快な筋書き。
だけど、社長が半沢に送った辞令は部長職に昇格するものの、証券会社への出向。出向にはいろんな意味があるけど、この場合は、あまりおめでたくない意味なのだ。
今まで、半沢直樹を見て、強気でいた方は、ここで、トーンが落ち、冷静になった方も多いのでは。でも、これが現実。
企業と言うものは、例え、優秀で正義感に溢れていても、組織にメスを入れる者は好まない。それは危険であり注意人物なのだ。これが社会。そして、「倍返し」は、やはりやり過ぎたようですね。
でも、奥さんのはなさんはこんなことを言いました。
「貴方にとっては銀行は大きな世界かもしれないけど、普通の眼で見れは、それはちっぽけな小さい世界なのよ」と。このはなさんの感覚が素晴らしい。人としてちゃんと元の位置に戻してくれる。
仮にも小さな世界なら、人の目を気にして、関心ごとは人事だけ。というのはあまりに寂しいワネ。半沢のように、正論を盾に希望を胸に社会に立ち向かうほうが、余程、カッコいいし、男の生き方としては応援したくなる。最後のシーンは、驚きの半沢から怒りの半沢直樹になった。とにかく楽しませていただきました。本当に有難う!続編もいつかありそうな感じですね。
話は変わり、暑さ寒さも彼岸までというけど、昨日からちょっと秋の風情が見られるようになりました。お彼岸と言えば「お墓参り」。
行ってきましたよ。お墓を整え、花を飾り、お供えをして、線香を焚く。煙がもくもくと溢れると、何だか故人が喜んでいるような気がするのだ。
ご主人様のお父さんとライアンのお母様に、近況の報告をし、ちょっぴりお願いもする。「たまには叶えてくださいね!!」と言いそうになって、は!と気が付く。
「何を言っているの?こうして、皆、元気に暮らし、お墓参りに手を合わせる。これって幸せな事じゃない。これ以上、望んでどうするの?」と、思い直す。
お墓参りには、ちゃんと故人と話をして、声なき声を聞く。生きている自分を知り、そして生かされている自分を知るのだ。
これからリンドウが似合う季節になり、秋桜も咲くのかな?
秋風と共に、小さな秋は知らないうちにやってくるのね。