神様からの贈り物 その1

昨年は四国に旅して、それはもう、良かったので、ついつい瀬戸内海あたりに旅情を感じてしまうご主人様。
今年は何と言っても、伊勢神宮出雲大社ですね。60年に一度の神様のお引越しで凄い人気だそうです。伊勢神宮は20年に1度の遷宮があり、出雲大社は60年に1度。60年ごとに重なるかと言えば、その期間は不定期だそうで、今回、二つの神様の遷宮が重なることは珍しいことのようです。何故すごいか?といえば、神様が新居に、と言うか綺麗に修理され、お掃除されたオウチに戻られると、そのパワーが倍増され、まさに倍返し。
今年は神の年。パワーの年になるのです。ということで、行ってきました。「出雲大社」に。
10月と言えば、別名「神無月」というけど、出雲大社に限り、それは「神在月」となる。800万の神様が出雲に集まるのだ。ワァ〜嬉しいじゃない!と思いしや、これは旧暦の話で、実際は旧暦の10月10日に集まるらしく、現代ではその日は11月13日?。その日に「神在祭」があるそうですよ。ちょっとがっかりしたけど、出雲にはちゃんと、出雲の神様がいるのだから・・それでいいか!神様の前ではあまり欲張ってはいけませんからね。
まずは旅に準じてご紹介しますね。
横浜から船に乗って〜〜♪じゃなくて、岡山からバスに乗り、まずは広島へ。最初の街は尾道でした。
尾道はご主人様の憧れの街である。多分、それは、映画の影響かな?小津安二郎監督の「東京物語」とか、そして、大林宣彦監督の映画の数々。その映像が昭和の風情を醸し出し、優しい気持ちになってしまうのです。「転校生」「時をかける少女」ETC・・・「ふたり」っていう映画があったけど、良かったな。街並みを歩くことは出来なかったけど、その風情を感じることが出来た。海あり山あり、何というかお洒落な田舎で、しばし、ロマンチックな気持ちでいたのだけど、よく見たら、坂道も多く、階段も多い。段々に家があり、mumu....生活するのにはちょっと不便?かもしれない。なんて思ってしまいましたが。山には千光寺公園があり、季節ごとに綺麗な花を咲かせます。その場所に「千光寺」があり、聞けば、今年は33年ぶりの千手観ぜ世音菩薩の御開帳があるという。単純に菩薩様が姿を現し、一般市民が拝めるということで、これはありがたい事ですね。
「千光寺」には昔から光る石があり、夜になると海を照らし、海の安全を守っていたそうな・・・山の頂から見る景色は素晴らしかったです。ねじれた松の木も沢山あり、街の歴史を感じました。

これが光る石です。今は光っていませんけどね!

さてさて、今日は広島泊です。広島と言えば、ヒロシマお好み焼き。駅のそばにお好み焼き広場があって、そこに行ってきました。ビルの6階がすべてお好み焼き屋さんで、10件くらいのお店がありましたよ。まずはビールとおつまみで乾杯!で頂きました。
美味しかったな!